【目黒区】祐天寺にある「博多ラーメン琉」、本場の豚骨ラーメンにノックアウト
乳白色をした豚骨スープのラーメンといえばやっぱり「博多ラーメン」を思い浮かべます。
「博多ラーメン」「久留米ラーメン」「長浜ラーメン」と共に福岡三大ラーメンといわれ、福岡は豚骨ラーメン好きにとって聖地といっても過言ではありません。
以前、福岡へ取材で訪れた際、初めて食べたのが「長浜ラーメン」。極細麺と替え玉システムがとても新鮮でした。
あと、あの真っ赤な紅ショウガも!
なかなか九州まで足を運ぶのは容易ではありませんが、都内でも本場の博多ラーメンを食べさせてくれるお店はいくつかあります。
祐天寺みよし通り商店街の中にある「博多ラーメン琉(りゅう)」は、「くさくない豚骨スープ」として地元からアツい支持を受けているお店の一つ。今回は評判のラーメンを食べに行ってきました。
「博多ダイナー琉」として15年前から祐天寺で営業、2022年11月から博多ラーメンのお店に
「博多ラーメン琉」は福岡県太宰府市出身の店主さんが1人で切り盛りしているお店。
以前は「博多ダイナー琉」として居酒屋を経営されていたそうですが、2022年11月からは博多ラーメンのお店として生まれ変わりました。
店主さんご自身が「くさい豚骨スープ」が苦手、ということで試行錯誤しながら、豚骨のうま味をしっかりと残しつつ、すっきりとした味わいのスープに仕上げたとのこと。
本場の博多ラーメンでありながら、豚骨特有のくさみはないとして、ファンが多いそうです。
「博多ラーメン琉」に土曜のお昼頃訪問したため満席、席が空くのを待ちます
さすがに人気店。ランチタイムは満席でした。外に置かれたメニューボードを見てワクワクしながら待ちます。
「博多ラーメン琉」のメニューはとてもシンプルでメインは「大宰府ラーメン」、麺は固めがデフォルトです。
麵のゆで加減に希望があれば注文時に「バリ・普通・やわめ」と伝えます。
この他、卵黄をのせた「特製ラーメン」、焦がしニンニク油の「マー油ラーメン」、「チャーシューメン」などがラインナップ。好みで高菜やきくらげ、キムチなどのトッピングが頼めるようになっていました。
「伝説のとろとろプリン」は残念ながら売切れ、次回リベンジします
席が空いたので店主さんが声をかけてくれました。店内はカウンター席とテーブル席が2つあります。
私は焦がしニンニク油の「マー油ラーメン」、同行者は「特製ラーメン」を注文。さらに「明太高菜ごはん」を注文して2人でシェアすることにしました。
実は店主さん、フレンチレストランで腕を振るった経験があるそうで、何気にプリンがおいしいとのこと。地元の方が絶賛していたのですが残念ながら「伝説のとろとろプリン」は売切れでした。
他の方のテーブルを見ると皆さん注文されていた様子。これは早い時間に来ないとダメですね・・・。
コクがあるのに後味すっきり、しっかり豚骨のパンチが効いたラーメン
ラーメンが提供されてきました! なんとも迫力のあるビジュアルです。
私が注文したのはニンニクのパンチが効いた「マー油ラーメン」で、スープが真っ黒に見えます。
豚骨スープとマー油との相性は抜群でコクのある香ばしい味わいが楽しめました。
お約束の紅ショウガもトッピング。赤と黒のコントラストもいいですね。
豚骨ラーメンはあまり好んで食べないのですが「博多ラーメン琉」は別格。コクがあるのに後味すっきり、しっかり豚骨のパンチが効いたスープの虜になりました。
今回は明太高菜ごはんを注文していたので、次回はぜひ替え玉に挑戦したいです。
同行者が注文した「特製ラーメン(卵黄のせ)」です。トッピングとしてたっぷりネギを追加しています。
見た目はしっかり白濁した豚骨スープの博多ラーメンですが、意外にあっさりしていてしかも臭みは全然ありません。卵黄をくずしていただくとさらにまろやかに。
コリコリとした食感のきくらげやネギの風味も博多ラーメンにぴったりです。同行者はしれっとスープ、完食していました。
プリンはもちろん、和え麺(卵黄ペペロンチーノ)も気になるので、近いうちにまた訪問します。
【店舗概要】
博多ラーメン琉(Rettyページ)
営業時間:12時~14時30分・18時~22時、木曜・日曜休み
※売切れ次第終了
住所:東京都目黒区祐天寺2-4-3 バルト祐天寺 1F
問合せ先:03-6303-4723