やる気のある親は子どものやる気を奪う!?:親や上司のやる気を正しく活かすための心理学
■親のやる気が子どものやる気を下げることがある?・名選手が監督になっても上手くいかない?
親のやる気がないと、子どものやる気は下がります。でも、心理学の研究によると、やる気の高い親がかえって子どものやる気を奪うことがあることがわかっています。
研究によれば、親のやる気の高まりとともに子どものやる気も高まります。ところが、ある限度を超えて親のやる気が高くなりすぎると、子どものやる気はがくんと低下し、やる気のない親の子ども以上に、やる気が下がってしまうのです。
とてもやる気が高く、社会的に活躍している親の子どもが、とても無気力なことがあるのは、しばしば見られますね。
親子だけでなく、「名選手必ずしも名監督ならず」という言葉があるように、スポーツでも職場でも、やる気と能力の高い上司が、かえって部下のやる気を奪うこともあります。日本プロ野球を代表する名選手である王も長島も、監督1年目は上手くいきませんでした。
親も上司も、確かにやる気があって、能力も高く、人生で成功もしていて、子どもや部下のことも考えているのに、それでもかえって上手くいかないことがあります。
もちろん、すべてのやる気のある親や上司が子ども部下のやる気を下げるわけではありません。では一体何が問題なのか、どうすれば良いのか、心理学からお伝えします。
■やる気のある親(上司)が子ども(部下)のやる気を奪う2つのパターン
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