あなたもAI画家になろう!#StableDiffusion の画像リミックス #memoplex
KNNポール神田です。
ようやく #StableDiffusion が誰でもあつかえるようになった!
最新のAIによる、文字で命令すれば『お絵かき』してくれる StableDiffusion がさらに簡単になった。
StableDiffusion(ステーブルデヒュージョン)は2022年8月23日火曜日に公開された。…とはいえノンプログラマーな人たちには、なかなか疎遠な技術だった。
しかしだ…。
StableDiffusion はオープンソースコードなので、それをエンジニアの人たちが、いろんなウェブサービスによる展開をはじめた。
■日本語で文字入力だけでだれもがAI画家の時代に
memoplex
だれもが簡単にAIで画像を作成できるウェブサービスだ。
Googleアカウントで、ログインして、クリエイトをクリック!
好きなワードを日本語で打ち込む…
『007 ジェームズ・ボンド』を打ち込んで『作画をリクエスト』してみた。
GPUの処理の順番待ちの後、登場する。
おー!! もろに、007だ!
パラメータも指定できる。
『映画のポスター』を選んでみた…。
50億枚ものクロールで学習された元データから、StableDiffusionがAIで自動生成している…。
『ループバック』をクリックすると、似たような画像を生成してくれる
これは気に入るまで何度も繰り返すことができる。
さらに、パラメータも豊富なので、イメージしやすい、パラメータを選べばよい。
すると、イメージは無限大に広がる…。
『アンディ・ウォーホール調』をチョイスしてみると、ウォーホールの画風になった…。
■ memoplex の詳しい使い方は…作者のページにて
オープンソースの魅力は、このようなmemoplex を作ってくれた作者の創造性によるものだ。
詳しい使い方は、作者の
『無料作画AIサービスMemeplexの使い方』のページへ。
https://note.com/shi3zblog/n/n5f7cbf1b3ffa
■気になる著作権のゆくえは…
これは、インターネットでクロールされた画像をAIのStableDiffusionが抽出して合成された画像だ。しかし StableDiffusion に指示を出しているのは利用者であるあなたとなる。
利用者に全責任を移譲するStable Diffusionのライセンス
StableDiffusionのライセンスは、CreativeML Open RAIL-M licenseである。これは、利用者が作成した画像についての責任は完全に利用者に委ねられ、それが引き起こす法的・民事的トラブルは利用者自身が処置することを強く求めるものだ。
また、人に危害を加えたり、倫理的に問題があったり、誤った情報を広めたりするために使うことは認められていない。
つまり、責任の主体をAIの開発者ではなく、AIの利用者に委ねるという、ある意味で当然なライセンス形態だ。
ある意味…。 Stable Diffusion を利用したとはいえ、利用の責任の範疇は利用者にあるという理解だ。
あまりにも、著作権や肖像権を侵害しない程度の利用にとどめることだが…、どこまでが問題ないかの線引は今後も課題となることだろう…。