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SSG3位、NC4位で全日程終了 19日からポストシーズン開始<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6回無失点で9勝目を挙げたキム・グァンヒョン(写真:SSGランダーズ)

17日のKBOリーグは2試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

4チームが144試合目を迎え、今季の公式戦全日程が終了。順位は前日と変わらずSSGランダーズが3位で準プレーオフに進出。4位のNCダイノスが5位トゥサンベアーズとワイルドカード決定戦を戦うことになった。

ワイルドカード決定戦は19日からNCの本拠地・チャンウォンNCパークで行われる。2試合制で2勝したチームが準プレーオフに進出。4位チームに1勝のアドバンテージがある。引き分けは4位チームの勝ちと同等。

⇒ 2023年 KBOリーグポストシーズン日程表

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◇10月17日(火)の結果

・SSG 5 - 0 トゥサン(インチョン)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:チャン ウォンジュン

・KIA 7 - 1 NC(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:チェ ソンヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

◆「個人タイトル獲得者は新顔多数」

個人成績ではソン・アソプ(NC)が打率3割3分9厘で首位打者に。187安打で安打数もトップ。ノ・シファン(ハンファ)が本塁打(31本)、打点(101)の2部門でタイトルを手にした。盗塁はチョン・スビン(トゥサン)が39盗塁で1位。

投手ではエリック・フェッド(NC)が防御率(2.00)、勝利(20勝)、奪三振(209個)でタイトルを独占。セーブ部門はソ・ジンヨン(SSG)が42セーブ、ホールドはパク・ヨンヒョン(KT)が32ホールドで1位に。ソン・アソプが4度目の最多安打を記録したのを除き、他の部門はすべて初のタイトル獲得となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

16日に全日程を終了。近日、日本に戻る予定。

⇒ 安田権守に釜山ロッテのファンが別れの大合唱

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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