知らなかったで済まされない冠婚葬祭マナー!結婚の祝儀袋の結び方「ちょう結び」NGなのには理由があった
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
僕の行きつけの喫茶店:コジマトペ(愛知県岡崎市)では、作家さんのポップアップが開催されています。その中で、素敵な祝儀袋を見つけたので、今日はその話題で文房具ブログを書いてみますね。なかなか知ることのない深い世界が待っているようです。
友人に水引の先生がいるので、とっても身近に感じているのです。でも、実際に作ったことも、意味合いを知ったこともないので、この機会に少し勉強したいと思います。今日は結婚の祝儀袋は「ちょう結びがNG」という話です。マナーとして覚えておいてくださいね。
「ちょう結び」NGな理由です
このご祝儀袋の上にかかっている紐帯のことを、水引と呼びます。お祝い事では赤白、または金銀のものが主として使われます。結婚のお祝いには「あわじ結び(上の画像の中央)」や「輪結び(向かって左)」がポピュラーです。どれも固く結ばれていてほどくのが難しく、「一度きり」という婚姻の儀らしい意味が込められているのです。
向かって右の祝儀袋を見てください。これは「ちょう結び」です。ちょう結びの水引は「何度でも結び直せる」という意味があるので、結婚式には使わないのです。ご出産・ご入学と書いてありますね。現代では、結婚式を挙げる人たちの気持ちも昔ほど堅苦しいものではなくなってきているのかもしれないですが、渡す相手の気持ちも考えてしっかり配慮しましょう。
この結び方(ちょう結び)の祝儀袋は、結婚には使いません。出産・入学用です。いかがですか、なかなか奥深い世界を感じてくださいましたか。そして、冠婚葬祭マナーくらいはちゃんと心得て対処していきたいものですね。
この文房具ブログのコンテンツを使って、皆さんにこんな面白くてためになる情報を発信していきますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。
では!
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