その金額でいいの?文房具のプロが教える「お年玉の起源と相場感」
あけましておめでとうございます。
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。今年も丁寧に文房具の良さを皆さんに発信していきますので、応援よろしくお願いいたします。
今年も休まず発信します。まずは、健康に十分気をつけて暮らしていきます。胃カメラをのんで確認しましたが、異常なし。良かったです。
さて、今日は2025年のスタート記事らしく「お年玉」をお題にします。この起源から相場感までを、しっかりとレクチャーしますね。
お年玉を渡すという習慣
最近は、お正月に親戚が集まるという習慣も失われようとしているので、お年玉を準備することもなくなってしまいました。寂しいですね。
しかし、渡さなくてはならない年齢になってから、その習慣がなくなるのは申し訳ないような気持ちがしてなりません。真面目なのです。
こういう習慣は、恩返ししないとバチが当たりそう。そんな気持ちも込めながら「お年玉」について書いていきます。お付き合いください。
お年玉の起源について
お年玉は、今では現金になりました。現金以外のモノをもらっても「は?」となるくらい現金が主流です。でも、なんと元々は餅でした。
神様の魂はお供えしたお餅に宿り、それをみんなで分け合って食べるという習慣から由来しているのです。その宿った魂が、年魂なのです。
年魂が入った丸いお餅を家長が分け与えたのが、年玉と言われました。そして、姿を変えながら定着した行事が「お年玉」なのです。
なんで子供だけもらえるの
「お年玉」は、子供に限定しなくても良いようです。僕自身、40歳を過ぎてもお年玉をもらっていました。思い返せば、もらい過ぎですね。
そもそもは、家長から家族へ渡すものとして始まった習慣は、江戸時代に定着しました。ここから、この習慣は大きく変化がし始めます。
昭和30年代後半の高度成長期に、現金でそして子供を対象にすることが定着したのです。社会的に、合理性を考える人が増えたのでしょう。
気になる相場感
一体、いくら包めば良いのか理解しているでしょうか。親戚同士なら電話して相談することも出来るでしょうけど、難しいですね。
- 幼児・・・¥1,000以下
- 小学校低学年・・・¥3,000以下
- 小学校高学年・・・¥5,000以下
- 中高生・・・¥10,000以下
- 大学生・・・¥30,000以下
これからもっと金額が上がってくるでしょうけど、年齢に¥500を掛けるくらいが相場らしいです。目安にしていただけると幸いです。
何に使うのが正しいの
やはり、もらった「お年玉」です。相手の気持ちを考えると、好きなものを購入するというのが正しい使い方でしょう。
でも、貯金や投資ももちろん選択肢としてあります。子供の頃からお金の勉強をしても、損はありません。チャレンジも良いでしょう。
僕は子供の頃から貯めていたお年玉のお金を、大学の入学金に使ったと記憶しています。つまらない使い方ですが、良かったです。
まとめです
「お年玉」って、もうそろそろなくなってしまいそうな習慣ですよね。電子マネーで送金なんてことが、普通になってきてますから。
メッセージを添えて送金すればいいんですね。お賽銭すらもPayPayでするような時代ですからね。時代のスピードから目が離せませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。今年も僕の文房具ブログを読んで応援してくださいね。
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