お年玉ってなんだ?いくら渡したら良いのかの相場観もわかる起源とマナー
あけましておめでとうございます。文房具ブロガー&ライターの猪口フミヒロです。
今日はお正月にふさわしい内容が良いなぁと思いまして「お年玉」について書いてみます。僕は文房具ブロガーなので、ぽち袋について書く方が良いのでしょうけど、ネタとしてこちらの方が面白そうですのでチャレンジします。お付き合いください。
では「お年玉」の起源とマナーについて、説明していきます。
お年玉の起源
「お年玉」は昔はお金でありませんでした。では、いったい何だったのか?それは「お餅」です。御歳魂という言葉から由来しているのですが、これは本来お正月に歳神様をお迎えするためにお供えした丸いお餅のことを指します。そうです、鏡餅のことです。
お供えが終わった後に、家族に分け与えていた習慣が「お年玉」になりました。
家長が家族と奉公人に、この鏡餅を分け与え、一年の健康と豊作を神様のお力添を持って祈願したのが始まりです。高度経済成長時代に、核家族化が進み、お餅を分け与えるという文化が廃れていって、現在のお金で済ますという習慣になったようです。
お年玉のマナー
お年玉は、元々神様から家長へ、そして家族へと分け与えられていたものなので、年上の人には渡さないのが礼儀です。最近では、まったくこだわりはないのかもしれないですが、ここの部分は気をつけておきたいですね。
金額の相場は、このくらいを目安にすると良いでしょう。
- 未就学 1000円から2000円
- 小学生 2000円から5000円
- 中高生 10,000円以下
沖縄の一部では、お年玉は一律500円という習慣で運用されているところもあるそうですよ。事前に親戚でルールを決めておくのも良いでしょうね。
では、良いお正月をお過ごし下さい。