Yahoo!ニュース

我慢できない子の5つの特徴【現役教師が解説!】

ナナホシ教育/子育て/学校

「先生、もう言っちゃっていい?」と、朝の会で友だちの発表中に手を振るKくん。待つことが苦手で、思いついたことはすぐに伝えたくなってしまいます。でも最近は、小さな声で「がまん、がまん」とつぶやきながら、自分なりに頑張る姿も見られるようになってきました。

我慢することが苦手な子どもたち。時には周りを困らせてしまうこともありますが、その素直な気持ちの表現には、実は大切なものが隠れているんです。今日は、そんな子どもたちの特徴を解説します。

我慢できない子の5つの特徴

1. 思いついたらすぐ行動

「これ、見て!」と、授業中でも関係ない話を始めるなど、思いついたらすぐ行動してしまうのが特徴です。でも、その素直な表現力は、クラスの活発な雰囲気づくりに一役買っています。

2. 順番を待てない

「早く!早く!」と、配布物を待ちきれないなど、順番を待てない子もいます。その熱意は認めてあげたいところです。

3. 気持ちを抑えられない

嬉しいことがあると、すぐに声を上げて飛び跳ねるなど、気持ちが抑えられないのも特徴です。その豊かな感情表現が、周りの子の心も開いていきます。

4. すぐに答えを言いたがる

「わかった!」と、考える時間も待てないなど、すぐに答えを言いたがるのも特徴です。その積極性は、クラスの学習意欲を高めることもあります。

5. 衝動的な行動が多い

「やりたい!」と思ったら、すぐに手を出してしまう子もいます。でも、その行動力は、新しいことへの挑戦につながります。

まとめ

我慢できない子どもたちについて解説しました。でも、その特徴は裏を返せば「素直さ」「積極性」「感情表現の豊かさ」という、大切な資質でもあるんです。

ちょこっとアドバイス

「我慢しなさい!」ではなく、「○分だけ待ってみようか」と、具体的な時間を示してみましょう。待てた時は、「よく頑張ったね」としっかり認めて、その経験を自信につなげましょう。その子なりの工夫を認め、「そうやって気持ちを整理できたんだね」と褒めてあげましょう。

ナナホシのおすすめ記事がLINEに届きます︕

忙しいママや先生に知ってほしい教師の試した「教え方」と「子育て術」をまとめてお届けする、ナナホシ「教師の試した教え方と子育て術」の配信が9月25日からスタート。

毎週火曜日と金曜日の20時00分にお届けします。「子育ての手間を減らしたい」そんな方は、ぜひ友だち追加してください。

<友だち追加の方法>

■下記リンクをクリックして友だち追加してくださいLINEアカウントメディア(外部リンク)

※本リンクは「Yahoo!ニュース エキスパート」との取り組みで特別に設置しています。

読んでくださりありがとうございます

この記事を読んで、「あ、これ試してみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。私のプロフィールや他の記事もぜひご覧になってください。よかったら、下にある「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」のどれかのボタンを押してください。「フォロー」していただけると、嬉しいです!

教育/子育て/学校

教育や子育てのことでお悩みの保護者や子ども、学校の先生のお力に少しでもなれたら幸いです。記事を読んで「いいな」と思ったら、フォローしてくれると嬉しいです。

ナナホシの最近の記事