生姜の「皮は剥かないで下さい!!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
寒いこの季節、冷えた身体を内側から温めてくれる食材…「生姜」
しかし、多くの方が生姜=身体を温める食材だと勘違いしています。
実は「生の生姜」は身体を冷やします。我々の身体を温めてくれる成分(ショウガオール)は加熱をしないと出現しません!身体を温めたいのに生姜を薬味として、おろしてそのまま食べている方は要注意です。
そんな、生姜ですがこんな疑問を持ったことはありませんか?
『皮って剥いた方がいいの?』と
今回は生姜の「皮」に焦点を当てたいと思います。生姜が好きな方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 生姜の皮は剥くべきか?
- 皮の下に潜む「栄養」
- 生姜の香りをさらに良くする方法
- 今回のまとめ
◾️生姜の皮は剥くべきか?
今急いで、料理中にスマホで「生姜の皮は剥く?剥かない?」と検索している人が見ている可能性もあるので、結論から言いたいと思います。
結論:薬味に使うなら剥く / その他は剥かない
そばなどの薬味として生姜を使うのなら、皮は剥いて下さい。皮のままおろすと、色が悪く見えます。
しかし、その他の用途で使うのなら剥かない方がいいでしょう。剥かない1番の理由は「栄養」にあります。
◾️皮の下に潜む「栄養」
生姜の皮というのはとても薄いです。ピーラーや包丁で皮だけを剥こうとするのは難易度が高いです。
そして、この薄い皮のすぐ下に生姜の代表的な栄養素である「ジンゲロール」が豊富に含まれています。「ジンゲロール」は加熱をする事で「ショウガオール」へと変化します。
あなたがもし、生姜の恩恵を無駄なく全て受け取りたいのなら、皮は剥かずに使いましょう。
どうしても、皮が気になる方は丸めたアルミホイルで軽く擦って下さい。こっちの方がピーラーや包丁を使うより無駄が無いです!
◾️生姜の香りをさらに良くする
まず、知っておいて下さい。
生姜は細かく切れば切るほど、香りがたつ!
もし、料理のトッピングとして生姜をのせるなら…大変だとは思いますが、出来るだけ細かく切ってみて下さい。『わぁ、いつもよりいい香り〜♪』となること間違いなし!
もう1つ、皆さんに良い事を教えます。おろし生姜はおろしたあと、包丁で叩いてから使うと生姜の繊維が断たれて、口当たりが非常に良くなります!また、料理酒を数滴ほど垂らすと変色しにくくなります!
◾️今回のまとめ
- 薬味なら剥く/基本剥かない
- 皮の下には「栄養(ジンゲロール)」が豊富
- どうしても皮が気になるなら、アルミで擦る
- 生姜は細かく切れば切る程、香りがたつ
- おろし生姜は包丁で叩くと、口当たりが良くなる
◾️もっと学びたい方は…
ご愛読、ありがとうございました!
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