子供の日にはカジュアルに!変わらない味わいを新しい形でいだたく、ワンハンドのもちもち外郎
ひとつずつ笹の葉に包まれていますひとつずつ笹の葉に包まれています名古屋を代表する和菓子のひとつといえば「外郎」。粳米のみだったり、粳米に糯米を配合したりといった米粉に砂糖を加え、少しずつ水を加えながら混ぜ合わせて蒸しあげた蒸し菓子ですね。
外郎を販売されている和菓子屋さんは名古屋に大小さまざまありますが、その中の一つでもある「大須ういろ」さんは画期的な外郎を販売されていることでも有名な大手のお店です。
食べきりサイズかつ個包装の外郎はもとより、アイスキャンディーのようにスティックが刺さったもの、最中、切り込みが入ったものなど、食べやすさにも定評のある商品が揃っているのも特徴ですが、今回はその中でもこどもの日にピッタリな「粽ういろ」をご紹介。
スティック状に個包装にされた白・茶色・緑の外郎が三本入っているのですが、蒸しあげられたあとにひとつひとつ綺麗に形を整えられた笹の葉で包まれているのです。
こちらは笹の葉で包まれた端午の節句には欠かせない粽を見立てたデザインになっているのですが、どことなく鯉のぼりそのものにも見えませんか?
まろやかな甘味と癖のない味わいの白、黒糖が練り込まれた旨味が効いた茶色、意外なほど抹茶の香り高くほろ苦ささえも感じられる緑色は、いずれも大須ういろさんの定番商品から。ほっとする味わいの中に、笹の葉を外した瞬間にふわっと立ち上る清涼感に、青々しい爽やかな季節がもうすぐということを実感します。葛粉入りとのことで、仄かな透け感があり、ややぷるんとした軽やかな口当たりです。
そして、なんといってもこちらのパッケージも素敵ですよね!
こちらの商品は端午の節句限定のお品物なのですが、爽やかな水色と白、きらりと輝くシルバーのアクセントは、健やかな少年らしい色合いといっても過言ではないのでしょうか。
男の子の健やかな成長と未来へ思いを馳せたなら、自然と手に取ってしまいそうなデザインとなっております。
棹物という羊羹や外郎といった大きな和菓子は、どうしても切り分けなくてはならない・味が同じ・すぐ食べられないといった短所がございました。
ですが、こちらの粽ういろのように、切り分けや食器も不要かつ片手でぱくぱく食べられる伝統の味であれば、大人も子供もそろって一緒にストレスフリーで食べられますね。
変わらない美味しさを、時代に沿った新しい形で。
こちらは大須ういろさんのお店や百貨店等でも購入可能です。