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チーム打率3割超えの威力 KIAが逆転勝ちでシリーズ直行へマジック1<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
逆転2ランを放ったイ・ウソン(写真:KIAタイガース)

チュソク(秋夕)連休中の韓国。16日のKBOリーグは2試合が14時開始のデーゲームで行われた。

首位KIAタイガースはKTウィズと対戦。序盤に得点を重ねたKIAは4-0で折り返すも、7回に5-4とゲームをひっくり返された。

しかしKIAは8回表、代打のイ・ウソンがレフトに9号2ランを放ち、逆転に成功。さらにKIAは9回に5点を追加し、16安打を連ねて11-5で勝利した。KIAは公式戦1位確定、韓国シリーズ直行のマジックを1とした。

この試合でKIAの3番キム・ドヨンが3回に36号ソロ、9回に37号3ランを放った。40ホームランまであと3本、盗塁は39個を記録し「40-40」達成に迫っている。残り試合は8試合。

映像:イ・ウソンの代打逆転2ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇9月16日(月・休)の結果

・トゥサン 5 - 4 キウム(チャムシル)

 勝:チェ ジョンイン

 敗:キム ヨンジュ

・KT 5 - 11 KIA(スウォン)

 勝:チョン サンヒョン

 敗:キム ミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「トゥサンがサヨナラ勝ちで4位浮上」

5位のトゥサンベアーズがキウムヒーローズに延長10回サヨナラ勝ち。貯金を1としたトゥサンは、KTが敗れたためKTと入れ替わって4位に浮上した。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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