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創業25年の本格的な博多ラーメン店〈佐賀県発祥で福岡にも進出〉知る人ぞ知る古き良き時代の豚骨ラーメン

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

佐賀県の有田町に本店を置き、同伊万里市と福岡県福岡市南区の大橋に支店がある「博多」を冠した本格的な昔ながらの豚骨ラーメンを提供しているお店。それが、今回ご紹介する〈博多とんこつラーメン竹林〉だ。福岡市内でも有名なラーメン激戦区「大橋」の「西鉄大橋駅」のすぐ目の前という立地で長く営業されている〈博多とんこつラーメン竹林大橋店〉に久しぶりに訪問した。

店内の構成は、入って手前から右奥に向かってカウンターが並び7席ほど。カウンターの奥にテーブル席が並び、手前から奥に2人掛けが1つ、4人掛けが2つの合計17席ほどになる。

ランチタイムの限定メニューがおすすめ

この日は、開店直後の11時30分頃に到着。店内はすでに先客が三組ほどあり、空いていた一番奥のカウンター席へ着席。メニュー表の中から、ベーシックな「ラーメン」と「半チャン(半チャーハン)」を注文した。

半チャン(半チャーハン)のセットがお得

小気味良い中華鍋を振る音が響く中、待つことしばし。まず先着で配膳されたのは「半チャン」から。「半チャン(または、餃子)」は、ランチタイム(11:00〜15:00)のみ「ランチ限定メニュー」として通常価格「400円」のところが、ラーメンとの「+セット」として→「200円」でいただくことができる。

出来立てホヤホヤの熱々のチャーハンは、パッと見はしっとりとした見た目ながらも食べ進むとお米の一粒一粒がパラパラとした心地よい食感もあり、ぜひおすすめしたい一品。実際、この日の先客も後客もほとんどの方が注文されていた。

白濁した本格的な豚骨のスープ

その後すぐ、時間を置かずに配膳された「ラーメン」は、見た目からきれいな白濁した豚骨のスープで、ほとんどくさみも無く、脂感もやや控えめながらカエシの旨みがたっぷりと感じられる昔ながらの一杯。濃厚のちょっと手前くらいの重さを感じない好みに近いバランス感覚がたまらなく美味しい。

合わせる細ストレート麺は、オーソドックスなパツパツ系の歯切れのいいタイプで食感も心地よくスープとの相性も抜群。デフォルトで入っている具材類は、しっとりとした味わいのチャーシュー、新鮮でシャキシャキのネギというオールドスタイルに、キクラゲが少し入っているのがちょっとうれしい。

また次回、間違いなく寄りたくなる、おすすめしたいお店なので、機会がありましたらぜひお立ち寄りください。

替玉9杯で無料になるサービスもある

最後にお店の最奥に壁には「9杯で無料」の文字とともに、横綱から大関、関脇、前頭のランクと杯数、名前が記されたプレートがたくさん貼られている。挑戦の条件は「トイレ禁止」と「1時間以内」に「9杯の替玉をする」と無料になるというサービスがあるようなので、興味のある方はぜひお店の方にお尋ねください。

博多とんこつラーメン竹林(ちくりん)

住所  :福岡県福岡市南区大橋1丁目1-17[地図
営業時間:11時00分〜15時00分/18時00分〜25時00分
店休日 :日曜日 ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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