【神戸市兵庫区】メダカ愛好家や農業関係者必見！ PSB培養液の先駆者的存在、メダカ専門店「桜めだか」

くりあんぱん

神戸の日常系webライター（神戸市）

8/13(火) 23:45

兵庫区西上橘通にあるメダカ専門店「桜めだか」をご紹介します。市営地下鉄「湊川公園駅」から山手幹線を東に進み、商店街エリアを過ぎたビル街に、まさかのメダカ養殖/直営店が存在します！

公式ホームページ　【桜めだか】神戸の改良メダカ専門店 PSB/生クロレラ/生ミジンコオリジナル飼育用品販売

このようなビル街にメダカの養殖場があるなんて驚きですよね。本記事の終盤に飼育場の様子もご紹介します。思わず笑ってしまうようなシーンもありますので、最後までご覧頂けたら嬉しいです。

「カサベライン神戸ビル」1階、作業用搬入口のような雰囲気ですが、躊躇わず奥に進んで頂いて大丈夫です。

最奥右に入口があります。

自家養殖した確かな血統の改良メダカ生体や飼育用品、オリジナルグッズ等を、神戸直売所（今回ご紹介している店舗）やオンラインショップで販売されています。

メダカの商品棚の端にさり気なく置かれている赤色のペットボトル。こちらが人気殺到の「桜めだか高濃度PSB」培養液です。1リットル入りで税込500円、その他5リットル、18リットル等大量購入も可能です。

PSBとは光合成細菌（PhotoSynthetic Bacteria）の事で、植物性プランクトンの餌となる、生態系を最下層から支える菌類です。人間のヘルスケア分野でも「腸活」「腸内フローラ」等の言葉が浸透しているように、生物の育成や健康に菌類はとても重要な存在。飼育槽に適量入れると、自然下の完成された生態系に近い状態になり、元気で健康的なメダカを育てることができます。アクアリウムの分野だけでなく、「作物の甘味が増しておいしくなる」と田畑に撒かれたり、メダカ同様「元気で健康に育つ」と鶏の餌に混ぜられたりと、農業分野でも大活躍のアイテムです。南方アジアの一部には、煮沸したものを人間が飲用する地域もあるとのこと！

培養場で作られた培養液。開業当初はこちらの直営店のビル内で全て培養していましたが、需要増加のため、現在は他の広い場所で培養され、週に一度ほど入荷されます。入荷直後はこのボトルが何段にも重ねられた状態との事ですが、取材日は週の後半で在庫が少なくなっていました。PSB培養液の人気の高さが伺えますね。

多くの効果が期待できるPSB培養液、購入・消費して終わり…ではなく、自分の手で増やすことができます！　上写真は自分で培養する為のグッズ、PSB細菌の餌です。最初に1本PSB培養液を購入し、開封時に中身を一部取り出し、新しいボトルに水道水と餌を入れて日光に当てておくと、新しいボトルの中でPSB細菌が増殖し、最初に購入したボトルと全く同じものが完成します。最初に1回購入すれば半永久的に利用できるので経済的にも最強のアイテムです。「桜めだか」のオーナーさんも「毎回当店で購入して欲しい」ではなく「お客様ご自身で培養して使って頂きたい」というお考えなので、培養の質問にも親切に対応して下さいますよ。

なお、メダカへの情熱とまっすぐな気持ちを抱かれているオーナーは、国内最大規模のメダカ品評会「メダカガチバトル」の実行委員会のメンバーさんでもあります。第3回である「メダカガチバトル3」は、9月22日（日・祝）にハーバーランドにて開催です。プロや愛好家が品種部門ごとにメダカを出品し、品評会では一般来場者も投票できるという来場者参加型のイベントです。一般入場は無料なので、気になる方はお気軽に訪れてみてください！

公式ホームページ　medakagachibattle.com

メダカ飼育を楽しまれている方はもちろん、家庭菜園の愛好家や農業に携わる方にもお勧めのPSB培養液。お盆が過ぎたら、水生生物の飼育の分野では冬越えの準備が、植物育成の分野では秋の作業が始まります。PSB培養液に興味を持たれた方、以前から気になっていた方は、この機会にぜひ手に取ってみてくださいね。

●桜めだか直売所●

〒652-0033　兵庫県神戸市兵庫区西上橘通1-4-27 カサベライン神戸ビル1F
営業時間　月・水・金曜日16:00～20:00　土・日曜日15:00～20:00
定休日　火・木曜日
電話番号　080-4245-6619
公式ホームページ　【桜めだか】神戸の改良メダカ専門店 PSB/生クロレラ/生ミジンコオリジナル飼育用品販売

おまけ：
メダカの養殖場を見学させて下さいました。