【多肉植物】増やしたい人必読!葉挿しの成功率を下げた多肉歴7年の私の失敗談!
こんにちわ♪taniku-dayのちかです。
暖かい日が続き、多肉植物の葉挿しの成長が早く育て増やすのに楽しい季節ですね。
多肉植物の魅力は何といっても「葉から新たな命が宿る」神秘的な姿ですよね。挿し木で増える植物はありますが、葉から新芽や新根が育つ植物はそうないんじゃないでしょうか。
1つ苗を購入し、葉をとって育てれば無限に多肉植物が増えます。葉を育てる事を「葉挿し」というのですが、タニラーさんの多くが葉挿しで増える事に魅力を感じ増えすぎておく場所がない~なんて、嬉しい悲鳴をあげていたり♪幸せな悩みです。
私も葉挿しが大好きな一人で、多肉歴7年目ですのでそれなりに上手に育てられる自信がありました。
ですが、今回久々に失敗してしまったんです。
今日は、歴が長い私がやってしまった「葉挿しの失敗談」をお話ししていきたいと思っています。
多肉植物の葉から増える仕組み
まずは多肉植物の葉から増える仕組みをご紹介します。
多肉植物の葉の付け根と茎との間に「成長点」と言われる新芽がでる点があります。とる前は肉眼で確認する事ができませんが、葉をとった付け根の断面に小さなポチがみえます。
断面にみえる小さなポチが葉についてきたら葉挿しの第一関門クリアです。
- 温かい時期は早くて1週間、遅くても1か月以内に新芽か新根が顔をだします。
- 寒い時期は、1ヵ月から3ヵ月ほどで新芽か新根が顔をだします。
役1年かけて大人の苗に成長し、2年目を迎える頃には成熟した姿をみせてくれます。
この成長点の仕組みを活かし、「胴切り」で子株を増やす方法もあります。
多肉植物の、下葉を2周分ほど残しハサミやテグスで胴部分にあたる茎をカットします。カットした茎部分に残った成長点から新芽が成長します。
根を張り健康な状態の苗は子株を増やすため多くの水分を必要とします。そのため、普段より少し多めの頻度で水やりをします。大きく育った子株はカットし土に植える事で新たな苗が増えていくんです。
さぁ!多肉植物の魅力がわかったところで次は、葉挿しの作り方についてご紹介していきます。
多肉植物の葉挿しの作り方
多肉植物の葉挿しを作る工程は3つです。
葉を優しくもぎり取る
葉と茎の付け根を優しく剥がしもぎり取ります。はじめは力加減のコツを掴むのに数回は失敗してしまうものです。慣れると、葉に成長点を残し成功できます。少し揺するように動かしそぉーととってみましょう。
この工程で葉挿し成功率の60%が決まります。
葉の発芽発根を待つ
葉を土の上に乗せ、日陰で管理します。1週間~1か月前後で発芽もしくは発根がみられます。もし、何もでないのは、葉が古いか葉に成長点がついていない場合が多いです。6か月ほど待っても何もなければ残念ですが、処分します。
発根したら水やりをし育てる
発根したらお水やりをしていきましょう。最初は根に直接お水をあげます。土の表面が乾いたらお水をあげるを繰り返していると、やがて芽が育ち6か月~1年で親の苗と同じ大きさまで成長します。
ここまでは、葉挿しの仕組みと育て方をご紹介しました。では、私がどんなミスをして葉挿しの成功率を下げてしまったのかをお話しますね。
私の葉挿しの失敗談
私が失敗したのは「葉を優しくもぎり取る」工程です。歴の長いタニラーなら初歩中の初歩です。葉を何枚とっても、成長点が茎についたままブチブチと切れてしまいました。
100円ショップの多肉植物は、普及率の高い品種が多く、普及率が高いということは、育てやすく増えやすいということで、葉挿しも簡単な事が多いのですが。それでも失敗した理由は
「前日に水やりをしてしまった」ことです。
お水は元気になるんだから大丈夫なんじゃないの?
と、きっと思われると思うんですが、「元気すぎる」んです。
お水を吸いパツパツになって、茎と葉の付け根部分が張った状態です。葉をとろうと揺するとすぐにパツっと切れてしまいます。その様子を動画でご紹介しているのでぜひご覧になってくださいね。
葉挿し作りは水やり5日以降がおすすめです。
梅雨入り前までは、葉挿しの適期です。ぜひ挑戦してみて下さいね。
まとめ
今日は、多肉植物を増やしたい人必読!葉挿しの成功率を下げた多肉歴7年の私の失敗談!をお話ししました。こちらの動画では、100円ショップの多肉植物の植え替えの様子と葉挿しの作り方をご紹介しています。ぜひご覧になってください。