【多肉植物】お水あげたら急に伸びた!喜べる成長とそうじゃない成長
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
ただいま多肉植物成長真っただ中!お水をグングン吸いあげるから水やりの回数が増えるのがこの時期です。
大きくなるしすぐ乾くし、ついつい頻繁に水やりしてしまいますよね。私も同じです。何年育てても変わりませんw
ただ1つだけ困るのが徒長ですよね。
いつもの調子でお水あげた翌日、伸びすぎて形が崩れている・・・って事ありませんか?
今日は、急に伸びた理由と、いい成長とよくない成長そして対処法をお話しします。
多肉植物が急に伸びた原因
苗が急に伸びるには原因があるんですが、水やり前後の様子をちょっと思い返してみて下さい。
お天気は?気温は?その前の水やりはいつ?置き場所は?
どうですか?
多肉植物が急に伸びる事を俗に徒長といいます。
徒長にも色々種類があって、
- 葉と葉の茎の間隔が伸びる
- ロゼットが開く
- 下葉が伸びる
- 中心部分が伸びる
- 葉色が薄くなる
- 茎がか細く伸びる
成長の中でも、チョット不健康にか弱く育つ状態を徒長といいます。
水やり後に急に伸びる徒長、この中だと
- 葉と葉の茎の間隔が伸びる
- ロゼットが開く
この2つではないでしょうか?
普通の成長とこの2つの成長の何が違うのかをここからお話しします。
喜べる成長とそうじゃない成長の違い
まず喜べる成長は、たっぷりの日差しをうけ適度な水やり管理で健康的に成長した状態です。
葉と葉の隙間が一定で、張りがあり肉厚でゆるなかな成長がみられます。
水やり後3日~にロゼットの中心部分からぷっくりと肉厚な葉の赤ちゃんが顔をだします。2~3枚の葉がでた頃水が切れます。
次の水やりタイミングが訪れまた2~3枚の小さな葉が成長し徐々に外側の葉へ向かいながら大きく育ちます。
セダムやクラッスラでも同じような状態です。形が崩れることなく一回り二回り大きくなるのが喜べる成長です。
一方、そうじゃない成長は、天気の状態と水やりのタイミングがずれたため、苗が太陽を求め必要以上に成長した状態です。
そうなんです。徒長も成長なんです。
だって、植物は太陽を目指し葉を広げ光合成をしようとしますよね。ちょうどお水をたっぷりもらえたもんだから、葉を広げやすくなっていたんです。
急に成長してしまったので、軟弱に育ちがちです。葉が細長く黄緑色に近い薄めの緑色で、太陽の光を効率よく吸収するためにロゼットを広げます。
今まで、閉じていた葉を広げると急な日光に弱く焦げたり最悪は組織が壊れ、その葉は残念ながら枯れてしまいます。
伸びた葉や葉の節間は残念ながら戻りません。
広がったロゼットは数か月かけて徐々に戻る事もあります。
水やり後に多肉が成長したと一概に喜べないのが、徒長と言われる現象です。
徒長せず成長させるポイント
お天気と水やりの間隔のタイミングです。
お水やり翌日から3日以上は晴れた日が続き、日なたで管理できるのがベストです。しっかりと日差しをあびることで、健康的に成長します。
もし、置き場所の問題で日陰で育てる場合は、4日以内に土が完全に乾く量の水で管理します。多肉がずっと水を吸える状態もよくありません。
水はけの良い土を多めに配合します。植え替えが難しいようなら、鉢底からさぁーと水が流れるくらいで水やりストップです。
少なすぎると、土の中のチリや虫菌を洗い流せなかったり、空気が通らなくて根の発育にも影響があります。
さぁーと流れるように工夫してみて下さい。
さいごに
ということで、喜べる成長とそうじゃない成長をお話ししました。
私も徒長させる事あります。あー天気ちゃんと確認していれば・・・って事もあります。
そんな時は、増やすチャンスだ!って割り切って葉挿しにしたりカットして増やして楽しんでいます。
この記事を読んで下さっている方も、残念に思っているかもしれませんが、増やせるチャンス♪ってくらいで接してあげると楽しめるのかなと思います。