予選G突破の韓国代表MF 久保建英とのやりとり明かす 「俺、寝るから韓国戦は見ないと言いつつも…」
カタールW杯にて奇跡的なベスト16入りを果たした韓国代表。
第2戦のガーナ戦で途中出場からアシストを記録、第3戦に先発出場を果たしたイ・ガンインが韓国でも注目を集めている。
日韓両国の代表チームがW杯で勝ち進むにあたり重要な要素「大会直前・大会中の変化」をチームに与えているのだ。
3日のポルトガル戦後のミックスゾーンでは「ウルグアイの試合を見ていたが、本当にアディショナルタイムを長く感じた」と話しつつ、ある秘話を明かした。
日本代表久保建英との関係だ。
同じ2001年生まれ(東アジア式に言うとイ・ガンインが"一学年上”)。イ・ガンインも10歳にしてスペインに渡っているから、ともに「幼くして自国を離れた」経験を持つ。さらに21ー22シーズンでは同じくマジョルカに所属した。
今回、イ・ガンインのほうが最終エントリーに滑り込むようなかたちで代表入りしたことで、ともにカタールの地を踏むことになった。
イ・ガンインはポルトガル戦後、ミックスゾーンでこういった話をしている。
「韓国人は日本に対して敏感になることも多いのですが、彼とはかなり親しくて近い関係にある友達であり、チームメイト。彼が(ここまでのキャリアを)助けてくれたから、彼も上手くいってほしい」
カタールに到着後もメッセージをやりとりしてきたという。
「久保は(いつも)『俺は寝るから』と言って、韓国戦を見ていないと言います。連絡が来るのは決まって朝です。彼は『ベスト8で会おう』と言っていたと思います」
韓国は日本と同日の6日、ラウンド16でブラジルと対戦することとなった。イ・ガンインは「かなりキツい相手なのは確かだが、韓国もしっかり準備して自分たちの力を見せられれば、十分に勝つチャンスはあると思う」と話している。