ロゼ「APT.」 勢いが止まらないっ! で「アパトゥゲーム」ってどんななの?
BLACKPINKロゼが10月18日にリリースした「アパート(APT.)」の勢いが止まらない。
公開から約20日にして公式MVのYouTubeでの再生回数が2億6000万回を突破。米国時間の4日に米ビルボードが発表したチャートによると、ロゼの「アパート」は先週に引き続き、「ビルボードグローバル200」と「グローバル200(米国除く)」チャートで1位を獲得した。今週はアメリカのみの同ランキングでこそ10位圏内からは外れたものの、先週までは8位に。韓国メディアはこれらチャート情報を連日報道し、ソウルの街中でも幾度も耳にする状態だ。
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韓国の飲み会ゲーム「アパトゥ(アパート)」からアイデアが生まれた楽曲。ロゼがお酒を飲んだ後に歌詞を書いたのだという。これを米国の人気アーティスト、ブルーノ・マーズが作曲。ロゼがもともとブルーノ・マーズのファンで、レーベルを通じて出会った縁で楽曲が生まれた。
英語ペラペラのはずのロゼとブルーノ・マーズがわざと韓国式英語丸出しの「アパトゥ」とサビで歌う。ほとんどが英語の歌詞の中に「コンベ(韓国語で乾杯)」の歌詞も入る「遊びの要素」も。また冒頭でロゼが「チェヨンイが好きなランダムゲーム、 ゲームスタート!アパート、アパート」と口にするが、これはロゼの本名「パク・チェヨン」のこと。このギャップもまた萌える。
で、ここで紹介したいのは「アパトゥ」っていったい何? ということ。
韓国での「飲み会ゲーム」だ。いわゆる「学生ノリ」のゲーム。元々日本よりも「大勢でみんな一緒にお酒を楽しもう」という文化が色濃い韓国では、この手のゲームが多く、有名なもので10種類ほどある。「アパトゥ(アパート)」はこのうちの一つだ。ちなみに現地での「アパート」は、日本でのマンションのニュアンスも含まれる。日本よりも地震の少ない韓国では住宅地に高層マンションを見かけることが多くあるが、これも「アパート」だ。
ということで、ここではかの名曲「APT.」の着想点となった「アパトゥゲーム」についてご紹介を!
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①アーパトゥアパトゥと掛け声(時にロゼの歌のサビのように)
②参加者が円形になり、全員が両手を出して重ねる。
スポーツの試合前に「頑張るぞ」と手を重ねるときのように。
ただしこの時の手の重ね方は「ランダム」。自分の両手が重なるときもあるし、間に他の参加者の手が入ることも。一人の手が入ることも、複数の手が入ることも。
この姿が「アパート」。
③「親」が最初に「階数」を指定。「7階」とか「12階」とか。
④参加者が下から手を引いていく。
親が指定した階になった人が出た時点でゲーム終了。その人が「勝ち」という説も「負け」という説も。
手の組み方がランダムだからこそ、誰が何階になるのか分からない。だから面白い!
韓国では楽曲のヒットにより「釜山バージョンはソウルのものとちょっと違う」といった点も話題になっている。当面この「APT.」ブームは続きそうだ。