【予算¥5,000】真似してつくれる『ままごとキッチン』制作工程&図面を大公開!<DIY/木工>
我が家では息子が2歳になり、ママが料理をする真似をしたがるようになりました。
遊びに行った先で、「ままごとキッチン」があるとすごく喜んで遊んでいるのを見て、「よし、つくってあげよう!」ということに。
こんな計画を立てました。
用意するもの
「用意したもの」に材料をまとめていますが、予算¥5,000もあれば揃うと思います。
合板は12mmのものを使用しました。ウッドショックの影響で合板の価格が高止まりしていますので注意は必要ですが、1枚¥1,500〜¥2,000ほどで買えると思います。
道具については、丸のこorジグソー、やすり、塗料と刷毛くらいがあれば作業はできます。
図面
合板から13点のパーツを切り出して製作します。
a〜mのパーツは上の写真と対応しています。
合板のサイズは1820×910mmですので、そこから切り出せるように2枚の図面にまとめました。2枚あれば全パーツが切り出せるはずです。
もし失敗しても、2枚目には若干の余裕があるので、小さめのパーツであれば挽回できます。
パーツの切り出し
丸のこ、ジグソーなどを使って合板をカットしてください。
カット後のパーツたちがこちら。
バリ取りのためにやすりがけは必須です。
子どもが遊ぶおもちゃなので、しっかりと丸みがつく程度に綺麗にやすりがけしましょう。
塗装
好きな色に塗装しましょう。
ちなみに私たちはグレージュ(グレーとベージュの間)の塗料と、オイルステイン(木に染み込んで着色する塗料)で塗装しました。
刷毛でもいいですが、ローラーがあるとムラになりにくく、作業も早いです。
組み立て
組み立てはできれば2人以上でやることをおすすめします。
基本的にはパーツ表どおりに組んで、ビスでとめていくだけです。
一旦仮組みして、木材の取り付け位置をえんぴつ等で墨付けしましょう。
(クランプがあると便利です)
墨付けが終わったらボンドを塗布して組み立てていきます。
一辺につき2〜3箇所ずつビスを打ってガッチリと固定していきます。
aとcのサイドのパーツのみ、ビスが目立ってしまうためダボ仕上げをしましょう。
下穴をあけて...
ダボ錐を使ってダボ穴をあけます。
パーツ表どおりに組んで行ったらだんだんと形になってきます。
jの天板パーツについては、取り付け強度を上げるために、L字金具を4箇所取り付けて補強しました。
jの天板パーツはご自身でアレンジしてくださいね!
ちなみに我が家はトリマーでくり抜いて...
ボウルが入るような穴をあけました!
ボウルはジャストフィットしました!
切り抜いたパーツもコンロとして使いました。
コンロのスイッチや水道の蛇口は適当に端材で製作しました。
この辺はお好きにアレンジしちゃってください。
bとdのドアパーツについては、木のつまみを取り付けて、蝶番を使って取り付け。
パカパカ開く開戸の完成です!
マグネットキャッチャーも取り付けることで、「カチッ」と閉まるようになります。
最後にボンドを塗布した上で、木ダボを叩き込んで...
ボンドが乾いたら、木ダボの不要な部分を切り落とし。
完成
ということで、こんな感じに仕上がりました。
子どもが喜んでくれて何より。
合板+αでできるので、ぜひ真似してつくってみてください!