4年連続30本塁打以上にリーチは、アーロン・ジャッジや大谷翔平ら7人。3年連続は継続中の最長
2021~23年の3シーズンとも、30本以上のホームランを打っている選手は、7人いる。
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が39本→62本→37本(平均46.0本)、マット・オルソン(現アトランタ・ブレーブス)が39本→34本→54本(平均42.3本)、カイル・シュワーバー(現フィラデルフィア・フィリーズ)が32本→46本→47本(平均41.7本)、大谷翔平(現ロサンゼルス・ドジャース)が46本→34本→44本(平均41.3本)、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)が37本→40本→46本(平均41.0本)、オースティン・ライリー(ブレーブス)が33本→38本→37本(平均36.0本)、ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)は33本→37本→31本(平均33.7本)だ。
このストリークは、継続中では最も長い。その前の2020年は、新型コロナウイルスのパンデミックにより、レギュラーシーズンが1チーム60試合に短縮された。ホームランは、22本のルーク・ボイトが最も多く、あとの選手は20本に届かなかった。
オルソン、シュワーバー、アロンゾの3人は、短縮シーズンの2020年を除くと、4シーズン連続30本塁打以上を継続中、という見方もできる。
なお、このストリークの歴代最長は、13シーズンだ。バリー・ボンズとアレックス・ロドリゲスが、それぞれ、1992~2004年と1998~2010年に記録した。
今世紀に入ってからスタートしたストリークに限ると、トップ5は、アルバート・プーホルスの12シーズン連続(2001~12年)、マーク・テシェーラの8シーズン連続(2004~11年)、エドウィン・エンカーナシオンの8シーズン連続(2012~19年)、アダム・ダンの7シーズン連続(2004~10年)、ミゲル・カブレラの7シーズン連続(2007~13年)となる。エンカーナシオンのストリークは、短縮シーズンの2020年に途切れた。この年は、出場44試合で10本塁打。2021年以降は、プレーしていない。
プーホルスの12シーズン連続は、歴代では、1929~40年のジミー・フォックスと並んでいる。ボンズとA-ROD、フォックスとプーホルスの4人に次ぐのは、10シーズン連続の2人、1995~2004年のサミー・ソーサと1997~2006年のカルロス・デルガドだ。
日本プロ野球における、30本塁打以上のストリークについては、こちらで書いた。