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赤ちゃんぐっすり!寝つきをよくするお風呂の入れ方【専門家解説】

ねんねママ(和氣春花)乳幼児育児アドバイザー

みなさんは赤ちゃんのお風呂、どのように入れていますか?

寝る前の時間に入れている方もいるでしょうし、日によって違うという方もいるでしょう。パパが帰ってきてからでないと入れられないから、パパの帰宅時間次第という方もいらっしゃるかもしれませんね。

この記事では『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』著者の乳幼児睡眠コンサルタントねんねママが、赤ちゃんにスムーズにぐっすり寝てもらうためのお風呂の入れ方について解説していきます。

お風呂と睡眠の深い関係

お風呂と睡眠は深い関係があります。

パッと思いつくのは、「お風呂=リラックス」ということではないでしょうか?もちろんこれも大いに関係があります。お風呂でリラックスした気持ちになって、副交感神経が優位になることを促せると眠りにつきやすくなります。

でも、もう1つお風呂が大事な理由があるのです。

それは体温上昇の関係です。人間は眠りにつく時、体温を下げながら入眠します。お風呂で体温を上げ、そこから元の体温に下がってくる流れに乗れると、すーっと眠気がきて眠りやすくなります。

赤ちゃんが寝やすい入浴方法

お風呂に入ると深部体温(体の内側の体温)が上がり、入浴後徐々に放熱されて下がっていきます。

研究の結果から分かっているのは、40度のお湯に15分間入浴した場合に元の体温に戻るまでの時間は90分であるということです。赤ちゃんの場合はもう少しぬるめのお風呂に入るだろうこと、入浴時間も5~10分程度だろうことを考慮すると、お風呂からあがって45分~1時間程度で眠れる体勢になっているとスムーズに眠りにつくことができると考えられます。

ワンオペでのお風呂が不安でなかなかできない…という方は、ワンオペ風呂を助けてくれるアイテムも活用してみてください。下記の記事でも紹介しています。

推奨できない入浴方法

①熱すぎるお風呂

熱いお風呂は交感神経(自律神経の中でも覚醒させるほうの神経)を刺激してしまうので、目が覚める方向に力が働いてしまいます。

ぬるめのお風呂でリラックスすることで副交感神経(リラックスするほうの神経)が優位になって眠りやすくなるので、お風呂の温度は夏は38度冬は40度くらいを目安に調節してみてください。

②あがった瞬間にすぐ服を着せる

脱衣所の室温や季節にもよりますが、お風呂あがりのホカホカの状態で、服をすぐに着せられると暑くて泣いてしまったり、汗をかいてしまうことがあります。

できれば脱衣所を暖かくしておいて、そこでゆっくりタオルで水気を拭き取り、すこし放熱する時間も持たせてあげながらパジャマを着せてあげると良いでしょう。

すぐに着せて汗をかいてしまうと気持ちが悪くなる原因にもなりますし、逆にそれが冷えの元になったりもしますので、意識してみてください。

その他、眠りへの誘導の仕方でも寝つきは変わってくるので、寝かしつけを時短したい!と言う方はこちらの動画も参考にしてみてくださいね。

乳幼児睡眠コンサルタント ねんねママ

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乳幼児育児アドバイザー

乳幼児育児アドバイザー。小児スリープコンサルタント。0-3歳モンテッソーリ教師。株式会社mominess代表。YouTube「ねんねママのもっとラクする子育て情報局」やInstagramなどで乳幼児の育児に関する発信を続け、2024年現在、SNSの総フォロワーは19万人超。運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行っている。著書に『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』『〇✕ですぐわかる!ねんねのお悩み消えちゃう本』がある。

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