カップヌードルの「謎肉まみれ」&「イカまみれ」どれだけ盛られているか
「カップヌードル」から「謎肉まみれ」と「イカまみれ」が登場!
今回は、「カップヌードル 謎肉まみれ」と「カップヌードル シーフードヌードル イカまみれ」をレビューします。
「カップヌードル」の代名詞「謎肉」と「シーフードヌードル」の「イカ」に「まみれ」たキャラが濃そうな両商品。パッケージにはコミカルながら大量の謎肉やイカのイラストが描かれています。
「謎肉特化型カプヌ」と「イカ特化型シーフード」とのことで、謎肉やイカが強化されている代わりにエビやカニカマが入っていないそうです。エビもカニカマもそれぞれ重要な存在なので、入っていない影響も気になるところ。
それにしても、カップヌードルは「カプヌ」と略すんですね。それならシーフードも「シフド」と略さないのでしょうか。
「カップヌードル 謎肉まみれ」
まずは「カップヌードル 謎肉まみれ」。以前は毎年「カップヌードル 謎肉祭」という商品が出て話題になりましたが、今回の「謎肉まみれ」はその後継商品の位置づけだと思われます。
「謎肉まみれ」と通常のカップヌードルを比較すると、もう見た目はまるで別物。一面が茶色の「謎肉まみれ」に対し、いつものカップヌードルは改めて見ると謎肉よりたまごやエビが目立っていますね。
「謎肉まみれ」は麺量こそ5グラム少ないものの謎肉の迫力は凄まじいものがあります。エビが入っていないことはパッケージで告知されていましたが、たまごやネギも本家よりかなり量が少なく、謎肉一辺倒と言っても過言ではない凄まじい盛られ方でした。
両者とも基本的にはスパイスの効いた醤油味で共通の味のスープなのですが、「謎肉まみれ」は肉の旨みが溶け出しているのに対し、通常カップヌードルはエビやネギの味が強く感じられ、スープの味も明らかに異なっています。
いつものカップヌードルはエビの味がかなり大きなウェイトを占めており、たまごの甘みやネギの風味も相まって複雑な味なのに対し、「謎肉まみれ」は肉一辺倒ゆえにスッキリした味わいだと感じました。さらに「謎肉まみれ」はスパイスも穏やかで、よりスッキリ感が強かったです。
具だけではなくスープも「謎肉特化型」でした。
「カップヌードル シーフードヌードル イカまみれ」
続いては「カップヌードル シーフードヌードル イカまみれ」。カップヌードルシリーズの中でも「シーフードヌードル」には派生商品が特に多く、夏の「レッドシーフード」や冬の「ミルクシーフード」をはじめ、多くのアレンジ商品が出ています。
「イカまみれ」と通常のシーフードヌードルを比べると、やはりイカの量が全然違い、謎肉ほどではないもののかなり盛られています。その代わりにカニカマが入っていません。他にはキャベツが少なく、たまごやネギは微減程度でしょうか。
大量に入っているイカをよく見ると、成形された丸い形状のものが入っています。これは通常シーフードヌードルにも入っている「ほぼイカ」というイカの味や風味を再現した魚肉練り物で、おつまみの「いかくん」のような味と食感があります。
どちらのスープも豚骨ベースに魚介の風味や紅生姜のキレを加えていますが、「イカまみれ」はイカや「ほぼイカ」の味がスープに溶け出すことで通常のシーフードヌードルよりイカの味が強くなっています。
こちらも具だけではなくスープも「イカ特化型」。
通常シーフードヌードルは、カニカマやキャベツによって甘みが強く、またイカの風味が比較的おとなしいためか紅生姜のキレが強く感じられました。
カップヌードルを象徴する具が盛りに盛られている
謎肉に特化した「謎肉まみれ」や、イカと「ほぼイカ」に特化した「イカまみれ」を食べることで、カップヌードルの象徴的な具である謎肉やイカの魅力を全開で味わえました。商品名通りに盛りに盛られています。
また両者はそれぞれエビやカニカマが入っていないですが、それだけでスープの味までまったく違うものになっていました。特にカップヌードルのエビの存在感はとても大きかったです。