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まちなか周遊バス あかべぇ【会津若松市】電気バスが登場 市内観光に便利・安い・楽しい 会津バス

あいづ くらし地域情報発信ライター(会津若松市・喜多方市など)

休みの日、飲食・観光・会津ぶらぶらしています「あいづ くらし」です。
本記事は地名が色々出てきます。土地勘がないとわかりにくいので、そんな箇所は適当に読み飛ばしてください。

電気バス あかべぇ

2023年10月27日、会津若松市の観光地を巡るまちなか周遊バス「あかべぇ」に電気バス2台が登場しました。
(写真では3台のバスが並んでますが、あかべぇは手前の2台です。奥のは新型車両の1台と思う)
「まちなか周遊バス」は一度乗っていて、その時はボンネットバスでした。
また乗りたいと思っていたのですが、電気バスが導入されると聞き、良い機会と出発セレモニーの日に乗ってきました。

会津バスは、尾瀬へ行く際に利用する、御池駐車場から沼山峠までのシャトルバスも運行しています。そのシャトルバスの中には電気バスもあるのですが、運悪く一度も電気バスに乗れてませんでした。
会津若松市内で念願の電気バスに乗れて嬉しい。

まちなか周遊(町中周遊)バス 「あかべぇ」と「ハイカラさん」

運行の基本

まちなか周遊バスは、約30分間隔で会津若松市内を走っています。約55分で一周します。
「あかべぇ」が会津若松市内を時計周りで、「ハイカラさん」は反時計周りです。
なので、「あかべぇ」と「ハイカラさん」は逆回りのルートになります。

会津若松市内観光での使い方

複数の観光地へ寄って見て回ることができます。
例えば、「会津松平家の墓所(院内御廟)」へ行き、次に「御薬園」へ寄り、「鶴ヶ城」を見て帰る場合、
「あかべぇ」で停留所
・院内(*1)
・御薬園西口
・鶴ヶ城北口
で後からきたバスに乗り降りして回ることができます。観光したい順に合わせて「あかべぇ」か「ハイカラさん」さんを選べば良いでしょう。
*1:「院内」については、行かないバスもあります(後述)。

運賃の基本

運賃は1回の乗車で210円(小学生以下110円)。
どこから乗っても、どこで降りても、1回の乗車運賃は固定です。
観光したい場所が1箇所なら、目的地までに210円、帰るのに210円の420円で済みます。
2箇所以上寄りたい場合は、
1日フリー乗車券が600円(小学生以下300円)がお得になります。

のりば

会津若松駅前 4番乗り場が発着点ですが、どこから乗っても、どこで降りてもOKです。
他の停留所と異なり、この4番のりばへ戻ってきたバスは、時間まで発車しません。
場合によってはバスの入れ替えもあるかもしれませんので、一度降りる必要があるかもしれません。不明点は乗務員にお尋ねください。

乗車記念のアクリルキーホルダーをいただきました。
いいよね。

車内

エンジンが大型なものほど変速機は難しいとも聞くので、バスやトラックのような大型車のほうが電気化には向いているのかもしれません。
「D」「N」「R」
が多分、前進、停止、後進で、ボタンになってます。

運賃箱

右側の坊主の起き上がり小法師の絵が書いてあるのが運賃箱
運賃は基本210円(110円)。
1日フリー乗車券は、日付を乗務員へ見せるだけになります。
整理券は取ってません。

降車ボタン

次の停留所で降りたい場合に押す降車ボタン。
意外と町の人の足にもなっている印象で、観光客ばかりの利用ではないみたいです。

USBコンセント

2.1AのUSBサービスコンセントがありました。
今時で、良いサービス。
旅行の時ってバッテリーの消耗が早いので、移動中に充電ができるのは嬉しい。

超ざっくりと ルート紹介

会津若松駅 出発

満席になりました。

飯盛山(いいもりやま) 停留所は「飯盛山下」

飯盛山は白虎隊の若き隊士達が自刃した山で白虎隊墓所があります。
また、二重螺旋の一方通行で参拝者がすれ違わない珍しいお堂「さざえ堂」もあります。
バスは写真正面のT字路を右折(時計周り)して、東山方面へ向かいます。

行き先表示に「和田」と表示されてます。飯盛山を右折した通りの途中。
すっかり乗客が入れ替わってます。
多分、会津若松駅から乗っているのは自分だけ。

会津武家屋敷 停留所は「会津武家屋敷前」

「あかべぇ」の5便以降の奇数便は「会津武家屋敷前」でUターン(戻ります)します。
会津松平家の墓所(院内御廟)は、ここから徒歩で向かってもいいのですが、もっと先へ行きたい場合、次のバスに乗ったほうがいいかもしれません。
会津武家屋敷に併設の郷工房 古今(ここん)なら入場料はかかりませんし、会津の伝統品を見て過ごしたら楽しいと思います。(写真の石段が家老屋敷の入り口になり、石段へ進まずに写真左側に行けば郷工房 古今があります)
なんなら、食事処 九曜亭で食事をするのもありです。



5便以降の偶数便は、もっと山の方へ進み「東山温泉駅」でUターン(戻ります)します。
今回の「あかべぇ」は、ここでUターン(戻ります)しました、奇数便だったようです。

その後、「会津若松商工会議所前」を通るルートで、鶴ヶ城方面へ向かうのですが、「會津風雅堂前」経由、「文化センター前」経由で、「鶴ヶ城北口」へ至ります。
その後、「会津若松市役所前」経由、阿弥陀寺の南側の道路を走ります。

七日町駅 停留所 七日町駅前

七日町駅前でUターンし(戻り)ます。

七日町駅前は狭くて、切り返します、大変。
(写真は別の日に撮った普通タイプに「あかべぇ」)
七日町通り散策なら、ここで降りて、東へ向かって行きます(あかべぇの進行方向)。
七日町駅は無人駅で七日町駅カフェとして会津17市町村のアンテナショップ になっています。
隣は、ベーカリー&カフェ バスケット
七日町通り向かいには阿弥陀寺があり、新撰組 斎藤 一の墓があったりします。

会津バス駅前観光案内所 まちなか周遊バスのりば

写真を撮っている後ろが会津若松駅です。
「会津バス駅前観光案内所」と「まちなか周遊バスのりば」はこんな位置関係。

「会津バス駅前観光案内所」と「会津若松駅」はこんな位置関係。
「会津バス観光案内所」で1日フリー乗車券を買ったり、まちなか周遊バスの路線図をもらったりできます。

ボンネットバス ハイカラさん

本文中の話に出てきたボンネットバスです。
ボンネットバスは、「ハイカラさん」で、あかべぇにボンネットバスタイプはありません。
また、ハイカラさんもボンネットバスばかりではなく通常タイプのバスも運行されています。

【会津バス駅前観光案内所】
住所:〒965-0041 福島県会津若松市駅前町1
TEL:0242-22-1151
お問い合わせ:会津バス本社 0242-22-5560(平日8:30〜18:00)
ホームページ:会津バス
ホームページ:会津バス-まちなか周遊バス(時刻表、料金、乗車券販売所等)
フェースブック@会津乗合自動車(会津バス)
インスタグラム@【公式】会津バス(会津乗合自動車株式会社)
x@会津乗合自動車(会津バス)

210円で一周してきました。
窓から停留所の写真を結構撮りましたが、なかなか上手く撮れませんでした。
1箇所でも降りて観光もしたかったのですが、また今度。
お楽しみは残しておかなくちゃ、です。

* 本記事はライター「あいづ くらし」の主観に基づいています。
本内容に対しまして、Yahoo及び店へお問い合わせはご遠慮ください。

地域情報発信ライター(会津若松市・喜多方市など)

■福島県 会津地方をブラブラして紹介する「会津暮らし」をサイト運営。縁があって、Yahoo!ニュース エキスパートの地域クリエイターになりました。 ●飲食・観光・湯遊び・etc 会津での暮らし体験を発信(かなり、ゆるりと気ままに)●担当地域は、会津地方の一部になる会津若松市、喜多方市、耶麻郡、河沼郡の2市7町村。 ●普段の仕事はカレンダー勤務なので曜日に関係なくグルグルします(土日の勤務日もあるけれど、平日に休みの日もある)。■耶麻郡は、北塩原村、西会津町、磐梯町、猪苗代町■河沼郡は、坂下町、湯川村、柳津町■公式サイト(個人ブログ-「会津暮らし」)■関連サイト(個人ブログ-IT関連)

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