飲食・観光・会津ぶらぶら「あいづ くらし」です。

大切な時間を楽しく過ごす

人生の最終ターンをまわったかどうか、明らかに折り返しは過ぎていて。
未来への希望や夢といったものが、今日を生きる糧になったのは遠い昔。
いつしか、漠然とした未来は漠然とした不安に置き換わり、今日を生きる糧は食い物と飲み物ばかりになってしまいました。
それならば、美味しいものを食べて、美味しいものを飲んで、今日を楽しく生きるのはありかと。
家に居るとそうもいきません、特にパソコンの前では。
そんな時は町に出て、どうですか、バーにでも入って過ごしてみては。

Bar Octave(バー オクターブ)

この日は娘の誕生日。
大切な日をバーで乾杯です。
行ったのは、Bar Octave(バー オクターブ)。
鐘撞き堂跡の道路向かいにあります。
いつもと違う時間を過ごす算段。

ノンアルコール カクテル

「お好きなものをどうぞ」と言われても、ノンアルコールのカクテルなんて飲んだ事がありません。正確に言うと「ノンアルコールの美味しいカクテル」を飲んだ事がありません。
そもそも、カクテルの名前もわかりません。
「バー オクターブ」にはメニューもありません(あったのかもしれません)。
「綺麗なもので」お任せします。
と言って作ってもらったものが上の写真。
旨い。
最高に旨い。
今まで飲んだ事のない飲み物。
グレープが入っていることはわかったものの他のものがさっぱり。
尋ねて納得したのがパイン。
甘味は「洋梨のシロップ」なんて知らないもの。

2杯目が下の写真。

こちらもノンアルコール カクテル。
1杯目よりややパンチがある感じ。
兎にも角にも美味しい。

カクテル

つれあいと娘が最後に飲んだ洋梨のカクテル。
カクテルのベースが何もかも不明(聞いていません、自分は飲んでいないので尚更不明)。
名前も聞いたのですが、覚えてません。
楽しかったからいいのです。

途中、オクターブのマスターも交えて「風の谷のナウシカ」の話をしていました。
怒りに満ちた王蟲の大群が風の谷に向かうシーン。
ナウシカがミトに「シリウスに向かって飛べ」と叫びます。
シリウスは地球から見える一番明るい恒星(太陽を除く)、この絶望的なシーンに如何にも象徴的。
このセリフは方向を指示する言葉でありながら、不屈の精神、諦めない強い意志を感じる名セリフです。
人生の残り時間を指折り数えている時ではありません。

ピザ クアトロフォルマッジ

4種のチーズのピザ。
耳無しピザ。
どこを食べてもチーズが味わえる。
ハチミツがついてきました。
チーズの塩っぱさと相まって美味。

ビーフジャーキー

ウチにはかなり大型の燻製機が2つもあります。
(1つは貰い物で、もう一つは刑務所の労務で作られたものが安価に買えた)
それでビーフジャーキーも作り試した事があるのですが、難しかった。
手作りには手作りの美味しさがあるものの、餅は餅屋。
キチンとした味がする。

アイスクリーム

アイスクリームが無料サービス。
自分は見ていませんが、トイレに案内があるとか。
「ポップコーンシロップ」を掛けてもらいました。
すると摩訶不思議、アイスコーンの味がする。
面白くて笑ってしまう。

店内

テーブル席もありますが、この日の客は皆さんカウンター席。
各種の瓶が棚にズラッと。

4人掛けテーブル席。
カウンター席の奥にも部屋があって、そちらにもテーブル席があるようですが、今回は見ていません。

バーにひと時を楽しみに来ているので、大人しくウロチョロしないようにしました。

店舗 外観

店舗前の道路です。
右の石垣(わかりにくいです)が「鐘撞堂」跡。
調べると「甲賀町口郭門跡」とも出てきます。
昔の写真もありました。<-ちょっと昔過ぎ？
写真、左手前の建物1階がBar Octave(バー オクターブ) です。
道路は一方通行。

外には「本日のおすすめカクテル」、店内には「11月のおすすめカクテル」の案内があります。
案内に料金の表示はありません。
飲み物は希望を伝えれば、お好みのものが用意されます。

お土産

カエルをお土産にいただきました。
来店記念みたいなもの。
沢山集めてみてください。

ノンアルコールでも楽しめました。
いい気分です。

＊ 本記事はライター「あいづ くらし」の主観に基づいています。
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