NHK杯優勝11回のレジェンド羽生善治九段(51)今期決勝進出なるか? 相手は豊島将之九段(31)
3月13日。第71回NHK杯将棋トーナメント準決勝、羽生善治九段(51歳)-豊島将之九段(31歳)戦が放映されます。
羽生九段は1988年度、史上最年少18歳で初優勝を果たしました。以来、本棋戦での優勝回数は実に11回を数えます。
名誉NHK杯(優勝回数10回)の称号を現在までに得ているのは、将棋界では羽生九段しかいません。
羽生九段は今期、行方尚史九段、斎藤明日斗四段、出口若武五段に勝っての準決勝進出です。
豊島九段は今期、服部慎一郎四段、丸山忠久九段、佐藤天彦九段に勝っています。
豊島九段はNHK杯において「序盤、中盤、終盤、スキがない」と表現されたことで有名です。各棋戦で多くの実績を積んでいる豊島九段ですが、意外なことにNHK杯では決勝進出の経験がありません。
両者の過去の対戦成績は羽生19勝、豊島24勝で、豊島九段が勝ち越しています。
直近の王将戦リーグでは羽生九段が勝っています。
反対側の山から決勝まで勝ち上がっているのは、松尾歩八段です。