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第26回全国高等学校女子硬式野球選手権大会 大会第1日目 ダイジェスト②

中川路里香フリーランスライター
ピンチを脱し、笑顔でベンチに戻る、横浜隼人・五十嵐千紘さん

【つかさ球場・第3試合】

横浜隼人 5-1 学法石川

隼人 100 000 4 5

石川 000 000 1 1

【バッテリー】

横浜隼人 五十嵐 千紘・山田 優希ー野口 紗菜

学法石川 和気 陽ノ花ー笠倉 美咲

終わってみれば快勝の横浜隼人

野球部を創部したばかりで部員は1年生のみという学法石川に対し、初回に先制したものの中盤以降チャンスをものにできず苦しんだ横浜隼人。最終回に代打、加藤絢子さんが三遊間を抜くヒットで出塁すると二盗を決め、一気にイケイケムードに。4番・千見寺真央さんの2点タイムリーヒットなどで4点を追加し、終わってみれば5対1と快勝。次戦は、24日に蒼開高校と対戦します。

最終回に学法石川を突き放した、横浜隼人
最終回に学法石川を突き放した、横浜隼人

横浜隼人・田村知佳監督の談話

「下級生ばかりのチームだからって必ず勝てるわけではないけれど、初戦を勝てば、次の相手は、センバツでうちがコロナ感染者を出し出場辞退したため、対戦がなわなかった蒼開高校。『初戦に勝って、蒼開高校と試合をするんだ』という気持ちが強かったのだと思います。その思いが焦りを生んで、ランナーを置きながら無得点が続いたのは」

五十嵐千紘投手の談話

「初戦ということで硬くなりました。その分、良い表情というのを意識しました。学法石川は、全員1年生なのにオーラを感じました。いつか味方が点をとってくれると信じて1点リードを守り抜いてきたのに、最終回でその通り得点し5点リードに変わったことで、少し気を緩んでしまったのか、その裏に単打を連打されてしまった点が勿体無かったです」

先発した五十嵐 千紘さん(左)と、田上亜純主将
先発した五十嵐 千紘さん(左)と、田上亜純主将

学法石川・小松未来監督の談話

「強豪校と対戦できるのは非常にありがたいこと。どこまで喰らいついていけるのか、チームとしては姿勢や声だし、ダッシュを見習って実践していて、(あるとしたら)その先に奇跡があるよねという話を選手らにはしていました。『ナイスゲーム』と言って頂けるのは嬉しいが、とれるアウトがとれず、走塁ミスもあった。しっかり反省してユース大会に向け準備したい」

和気陽ノ花投手の談話

「今までで一番苦しい試合でした。負けて悔しいです。でも、単に“悔しい”で終わらせずに一年後、優勝するんだ、くらいの強い気持ちでもっと努力していきます」

1年生ながら強豪、横浜隼人打線の攻撃を何度もかわした、学法石川・和気陽ノ花さん
1年生ながら強豪、横浜隼人打線の攻撃を何度もかわした、学法石川・和気陽ノ花さん

【ブルーベリースタジアム丹波の結果】

■広陵 1-4 高知中央

広陵 000 001 0 1

高知 201 100 X 4

【バッテリー】

広陵    小高 恵梨華-八軒 葵 

拘置中央  藤原 歩生-中野 悠万

■広島県立佐伯 6-4 室戸

佐伯 300 003 0 6

室戸 202 000 X 4

【バッテリー】

佐伯 細田 万葉-北村 羽菜

神野 紗希-藤本 愛美

■折尾愛真 0-1 日本ウェルスミスス

折尾 000 000 1 1

日本 100 000 X 1

【バッテリー】

折尾愛真 坂本 紗桜-藤井 幸乃

日本ウエルネス 武藤 萌夏-垣崎 蘭

(写真は全て筆者が撮影)

フリーランスライター

関西を拠点に活動しています。主に、関西に縁のあるアスリートや関西で起きたスポーツシーンをお伝えしていきます。

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