この日のランチは、JR永山駅のすぐ近くにあるおそば屋さん『そば久』です。

冬は車での移動に時間がかかったり、雪で駐車場が狭くなっていて車が停められなかったりと、昼食難民になりかけることが良くあります。

やっと『そば久』に着いたのも午後1時頃。

『そば久』があるのは永山２条20丁目。以前、ご紹介した「輝寿司」の向かい側です。

『そば久』が入っている建物では、かつてはそば屋やラーメン店なども営業していましたが、現在営業しているのは『そば久』だけ。

ここ数年で、永山駅周辺では多くの飲食店が閉店しています。寂しいことですね。

そんな『そば久』も、かなり長い間お店が閉まっていました。閉店してしまったのかと思っていたのですが、どうやら店主が病気で休業していたようです。

なんと10年ぶりの復活。復活する日を待ち望んでいたファンも多かったとか。

この日も、それほど広くない店内は、10人以上のお客さんで賑わっていました。

壁に掛けられたお品書きは、もり、ざる、かけ、月見、かしわ、親子ととてもシンプル。

注文したのは「かしわそば」。丼の中にはかなり厚めにスライスされた鶏肉がたっぷり。こんなに肉が多い「かしわそば」を食べたことはありません。

鶏肉の存在感もすごいですが、箸で持ち上げたそばの存在感も半端ではありません。うどんかきしめんぐらいの太さがある麺も！

以前、そば打ちを習った時には、細く均等に切るように教えられましたが、『そば久』は他のおそば屋さんとは違う、この豪快な切り方でファンの心をしっかりとつかんでいるんでしょね。

食べ終わってお店を出たのは13時半ですが、すでにのれんが外されていました。

営業時間は14時までですが、早く閉店することもあるので、食べに行く際はお早めにどうぞ。