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【京都市」東山区 『六道珍皇寺』お盆の精霊迎え!「六道の辻」と呼ばれる異界の入口でご先祖様を迎える♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

六道珍皇寺』さんは、「六道さん」として地元の人からも親しまれる、臨済宗建仁寺派の寺院です。

ご本尊は薬師如来(重文)。

その『六道珍皇寺』へと京都の人は毎年お盆の時期になるとご先祖様をお迎えに行きます。

あの世までその音が響き渡るという「迎え鐘」を撞きに多くの人が参拝します。

京都の人は、それを「六道まいり」そして「ご精霊さん」と呼びます。

『六道珍皇寺』の辺りを中世以降「六道の辻」と呼び、他界(地獄)への入り口とされてきました。

こちらから「ご精霊さん」の鐘を撞くために列に並びます。

「六道まいり」には参拝する順番があります。

御本堂では、薬師如来様にお供えする蝋燭を奉納させていただきます。

「閻魔堂」には小野篁、閻魔大王の像を安置されています。

嵯峨天皇につかえた平安初期の官僚で、武芸にも秀で、また学者・詩人・歌人としても知られる小野篁ですが、昼は朝廷の役人、夜は冥界(めいかい)で閻魔(えんま)大王の裁判の手伝いをしていた実在の人物です。

平安の昔には寺のある付近は葬送地である鳥辺野の入口に当たったことから、あの世とこの世の境を「六道の辻」と呼ばれています。

お地蔵様にもお参りをして子供たちの安全や平和な世界を祈願します。

「六道珍皇寺」の「六道まいり」は8月10日までの期間ですが、平素から参拝することはできます。

閻魔様はじめ、お寺さんにお参りをすることでいつも背筋がピンとさせられる「六道珍皇寺」さんです!

六道珍皇寺
住所: 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595
電話番号: 075-561-4129
拝観時間: 9:00~16:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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