【地震対策】今こそ見直しを!整理収納のプロが置かない家具3選
地震が大きくなればなるほど、家具の転倒リスクなどにもつながります。南海トラフ地震の影響が懸念される中で今できることは、「安全なおうち環境を作ること」もそのひとつ。
この記事では、整理収納のプロが「あえて置かない家具3つ」を解説していきます。
1.目線よりも高い家具
目線よりも高い家具は、備え付けや固定していない限りは置くのをやめておいた方がよいでしょう。
とくに高層マンションでは揺れやすいため、背の高い家具は倒れやすく危険です。固定していても、揺れの大きさによっては、耐えられなくなる場合もあります。
背の高い家具を置くくらいであれば、2倍の床面積になってもいいので、背の低い家具に買い替えた方が安全です。意外と、「中身を見直してみると大した物が入っていなかった」ということもあるので、この機会に撤去してみてもよいですね。
2.ひとりで持ち運べない重たい家具
ひとりで持ち運べないような重たい家具は、万が一地震などで倒れてきたときにひとりで対処することができません。出入口をふさいでしまったり大きなケガにつながる場合もあるので、地震時に凶器になりそうな物は最初から家に持ち込まないことが無難です。
重たい家具は処分もおっくうになり、金額も跳ね上がる場合があるので、買う時にはサイズだけでなく「重さ」も気にかけておいた方が後悔はしないでしょう。
3.専用家具
専用家具は、ライフスタイルや住む家が変わると不要品になりがち。しかし、大物が故にすぐに捨てることができずに、空いているスペースに仮保管してしまうことに。その結果、少しずつ物置部屋になっていきやすくなります。
物置部屋になると地震のときにも物が散乱しやすく、危険な場所へと化してしまいます。物を置かない安全な場所があればケガのリスクも減るので、物置部屋はつくらない方が安心安全だと言えるでしょう。
南海トラフ地震での巨大地震注意が解除されたとはいえ、その確率が下がったわけではありません。地震の意識が高まっている今だからこそ見直すチャンスです。安全なおうちづくりは、地震対策になるだけでなくストレスフリーの快適な暮らしへとつながるので、見直してみて損はありません。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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