【防災対策】震度5強を経験した暮らし研究家が指摘!備蓄の用意よりも優先してやるべきおうちのこと5選
日向灘沖で最大震度6弱の地震が発生しました。気象庁は8日、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しており、全国各地予断を許さない状況です。早急に地震に備えなければなりませんが、だいじなのは「命を守る行動」です。
この記事では、震度5強を経験した暮らし研究家が「備蓄よりも優先してやるべきこと5つ」を解説していきます。
1.頭上に危険な物や重たい物を置かない
腰より上に収納があるおうちは要注意です。頭上にガスボンベやカセットコンロ、大鍋などの重たい物は絶対に置かないようにしてください。移動先がすぐに見つからない場合でもとりあえず下の危なくない場所にまとめておき、安全を確保しましょう。
2.避難経路に物を置かない
廊下や出入口をふさいでいる物があれば、すぐに撤去してください。ふだんは邪魔にならない物でも突然の大きな揺れで立てかけている物がドア前に倒れ、トイレや部屋から出られなくなったという事例もあります。
3.家事は溜めない
家事は「ライフライン」と大きく関わっています。掃除機や洗濯機は電気を使い、食器洗いは水道を使います。ライフラインがストップしてからでは遅いです。つながっているうちにできる家事は全て終わらせるつもりで行動しましょう。
4.やるべきことは前倒しで行う
地震が来てから1、2週間は余震に注意しなければなりません。そのため、やるべきことは前倒ししてでも行うつもりで行動した方が後悔は少ないです。「トイレはガマンしない」、「お風呂は早めに済ませておく」など些細なことでも防災対策につながりますよ。
5.スマートフォンの充電の確保
筆者が震度5強の地震を経験したときには、スマートフォンの充電は10%未満でした。すぐに接続しましたが、とても心細かった記憶があります。
幸いにも停電にはなりませんでしたが、長時間停電したと思うとぞっとする出来事でした。ふだんから余裕を持って充電をしておき、ポータブル充電器まで備えておくとより安心です。
暮らしの基本が地震対策にもなる!最優先で備えておこう
備蓄もだいじですが、まずはふだん過ごす場所の安全確保が最優先です。どれも基礎的なことですが、その基礎が崩れてしまうと日常を取り戻すのにもより時間がかかってしまいます。
いざというときに冷静に行動できるよう、リスク回避できることは今のうちから取り組んでおいても損はありません。
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