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【ライフスタイル】4人家族が「賃貸の廊下なし物件」に住んでみて分かった致命的なデメリット3選

シンプリストうた暮らし研究家

⁡廊下がないと動線が短くなり、その分部屋が広くなると思っていましたが、住んでいくうちに耐え難いデメリットにも気づくことに。

廊下なし物件を考えている人のために、住んでみてわかったリアルな問題について解説していきます。

1.臭い問題が深刻

賃貸ではリビングの一角にトイレありの間取りが多い。
賃貸ではリビングの一角にトイレありの間取りが多い。

賃貸で廊下がない間取りの場合、高確率でトイレがリビングの一角にあります。そのため、トイレ後の臭いがリビングに直撃。食事中は特に耐え難いです。芳香剤でごまかしても逆効果。24時間換気は欠かせません。

2.音問題が深刻

個室にいても音が筒抜けで仕事支障が出ることも。
個室にいても音が筒抜けで仕事支障が出ることも。

リビングに個室2部屋が隣接しています。そのため、ドアを閉めても音は丸聞こえです。休日関係なく在宅ワークをしている筆者にとっては仕事の進捗にも関わることなので深刻です。ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンをつけるなどして対策はしているものの、無音で集中したいのが本音です。

仕事以外でも、「テレビやスマホのボリュームが気になって寝付きにくい」や、「洗濯機や乾燥機の音がうるさくてテレビを大音量にしなければ聞こえない」などのデメリットもあります。

3.来客問題が深刻

玄関から見た景色。リビングや奥の個室が丸見えに。
玄関から見た景色。リビングや奥の個室が丸見えに。

リビングにドアはあるものの、ふだんは開けっ放しにしていることが多いため、玄関のドアを開けたらリビングが丸見えです。「玄関ドアを開けるときには必ずしめて」と言っていますが、つい閉め忘れて度々丸見えに…。

また、リビングに隣接している間取りのため、物の逃げ場がなく、誰かが家にあがる場合は全ての部屋を片づけなければなりません。以前は人を招くことが好きだった筆者も、この家では極力誰も家にあげたくない…というのが本音です。

メリットもあるのでそれぞれに合った選択をしてみて

廊下なし物件のデメリットばかりを解説してきましたが、よくないことばかりではありません。トイレに行くのを怖がっていた娘が、リビング内にあることでひとりでも行けるようになりましたし、ちょっと思春期に入ってきた息子においては、個室にいても気配を感じる程度に程よい距離感を保てるようになりました。

廊下ない物件が全てトイレがリビング内にあるとも限らないですし、一概に悪いとも言えない部分はあるので、一例として参考になれば幸いです。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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