【大和郡山市】全国各地から工芸作家が集まる現代工芸フェア「ちんゆいそだてぐさ」に行ってきました!
先日ご紹介させていただいた大和郡山現代工芸フェア「ちんゆいそだてぐさ」に行ってきました!初日は快晴で暑い1日となりましたが、たくさんの来場客で溢れていました。
「ちんゆいそだてぐさ」会場の郡山城址に到着
金魚が描かれた大きなのれんがかかった追手門をくぐると、太鼓が鳴り響くリズミカルなアフリカ音楽と共に、大道芸のノッポさんが練り歩いていました。会場の和の雰囲気と意外にもマッチしていました。
城址会館前の広場にたくさんのブースが並び、賑わっていました。
大阪芸術大学のブースでは、学生さんが日頃の成果をアピール。
今年初めて参加した作家さんは「大和郡山市で働いていたことがあったのですが、郡山城址がこんなに綺麗になっていることに驚き、来場客も多いのでまた参加したい」
東京から参加した作家さんは大和郡山市の他の場所で出店したことがあり、それが縁で毎年参加されているそうです。「郡山城址の雰囲気のある会場でずっとこの工芸展が開催されたら良いですね」と話されていました。
鮮やかな奈良団扇が会場に華やかさを添えます。
奈良時代に春日大社の神官が手内職としてうちわづくりをしたのが始まりと言われている「奈良団扇」絵や透かし彫りを施したひときわ色鮮やかなうちわです。
さまざまなワークショップが並ぶブース
普段なかなか体験できないワンランク上のワークショップ。子供さんはもちろん、大人も楽しそうです。
「いっちん絵付け」を体験中の女の子は、6年前からワークショップに参加。お母さんは娘さんの成長の記録として自宅に作品を並べて飾っているそうです。
太鼓のリズムに合わせて愉快に踊ります!
飲食ブースもたくさんあります!
各店、趣向を凝らしたメニューの飲食ブースがたくさん並びます。
お腹が空いたので大和郡山のカレーショップ「tabi tabi」と「和カフェモリカ」コラボの古代米カレー(800円)をいただきました。
スパイシーなカレーと古代米のプチプチ感がよく合います。
暑くなってきたので、「和カフェモリカ」のかき氷も追加注文。大和郡山のいちじくシロップを使用した「いちじく氷(600円)」は、ほのかにいちじくの香りがして繊細で優しい味。氷もきめ細かくふわふわで上質な大人のかき氷でした。
いろんなジャンルの作品に出会える楽しい工芸展「ちんゆいそだてぐさ」
とにかくブースの数が多くて圧倒されました!会場に所狭しと並んだブースで作家とお客さんとのやり取りが楽しそうに繰り広げられていたのが微笑ましかったです。作家が渾身の作品を熱い思いでそれでいて楽しそうに語り、気に入って購入した作品は特別な物となるでしょう。さまざまなジャンルの作品を気軽に見ることができ、家族連れもワークショップや美味しい料理を食べて楽しめるカジュアルな工芸展でした。来年も「ちんゆいそだてぐさ」でお気に入りの作品をじっくり見つけ、ワークショップにも参加してみたいです。
郡山城址では、このイベントの以外にも4月にはお城まつり、秋には親子まつりなど、定期的に様々なイベントが開催されています。イベントが開催される際は随時お伝えいたしますので、ぜひ参加してみてくださいね。
※イベントは終了いたしました
奈良大和郡山 現代工芸フェア2024「ちんゆいそだてぐさ」
開催日:2024年5月18日(土)19(日)
開催時間:18日 10:00-17:00 / 19日 10:00-16:00
入場無料 / 雨天決行
会場:郡山城址 追手門櫓 城址会館 追手門向櫓
アクセス:近鉄郡山駅より徒歩約7分・JR郡山駅より徒歩約15分
駐車場:なし 近隣の駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。
「ちんゆいそだてぐさ」公式ページ・公式Instagram