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エースの粘投を中盤以降に打線が援護 サムスンが連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7勝目を挙げたウォン・テイン(写真:サムスンライオンズ)

19日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

サムスンライオンズ-SSGランダーズ(テグ)はサムスンがウォン・テイン、SSGはオ・ウォンソクが先発登板。5回を終わって1-1で後半戦に突入した。

ウォン・テインは6回表に1点を喫し1-2とリードを許すも、その裏サムスンは代打イ・ソンギュのタイムリーで同点に。オ・ウォンソク降板後、2死一、二塁で7番キム・ヨンウンが右中間に2点適時二塁打を放って4-2と勝ち越しに成功した。

さらにサムスンは7回にク・ジャウクとイ・ソンギュ、8回にキム・ヨンウンとキム・ジチャンに一発が飛び出すなど7、8回で9得点。試合は13-2でサムスンが勝利し連敗を3で止めた。

ウォン・テインは6回109球を投げて5安打2失点で7勝目(3敗)を挙げた。

映像:キム・ヨンウンの勝ち越しタイムリー(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月19日(水)の結果

・トゥサン 5 - 7 NC(チャムシル)

 勝:カスタノ

 敗:チェ ウォンジュン

・KT 5 - 13 ロッテ(スウォン)

 勝:ナ ギュンアン

 敗:コ ヨンピョ

・ハンファ 14 - 11 キウム(チョンジュ)

 勝:ハン スンヒョク

 敗:チョン チャンホン

・サムスン 13 - 2 SSG(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:オ ウォンソク

・KIA 5 - 7 LG(クァンジュ)

 勝:ペク スンヒョン

 敗:チェ ジミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ソン・アソプが通算最多安打歴代タイに」

通算安打数がパク・ヨンテク(元LG)の持つリーグ記録、2504本まであと2本に迫ったNCダイノスのソン・アソプがトゥサンベアーズ戦で2安打。歴代トップタイとなった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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