Yahoo!ニュース

【京都市】中京区 「おもちゃ映画ミュージアム」で数多くの俳優に描いてきた刺青絵師『毛利清二』作品展!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

『毛利清二の世界』ー映画とテレビドラマを彩る刺青展ーが京都の千本通近くにある「おもちゃ映画ミュージアム」で行われています。

東映京都撮影所で俳優でありながらも刺青絵師として40年以上活動してきた、毛利清二氏の作品展です。

「毛利清二の世界 映画とテレビドラマを彩る刺青展」は、7月28日(日)まで開催されています!

遠山金四郎の“桜吹雪”を描いてかれこれ30年、その他にも数々の任侠映画で大スターたちの肌を刺青で飾って支えてきた刺青絵師ということもあり、見応えがありました。

会場内には、『高津商会』の小道具たちも大変お世話になっている東映京都撮影所で撮影された映画やドラマなどの名前がいっぱい見れます。

刺青にすべてをかけた毛利 清二自身による自伝「刺青絵師」も販売されていました。

その他、新聞や雑誌に掲載された毛利さんについての記事なども見れました。

京都在住、現在94歳の毛利清二氏。

本展では東映太秦映画村・映画図書室が協力し、毛利氏による刺青下絵、東映株式会社、東映太秦映画村、山本芳美氏ほかが所蔵する写真、脚本、ポスターなどを映像も交えて展示します。
1960年代から2000年代にかけての時代を象徴する映画・テレビ時代劇ならびに映画産業の一級資料であり、毛利氏の活動を俯瞰する貴重な企画展となります。
入場料:1000円(18歳以上、お支払いは現金のみ)。
18歳未満の方のご入場はご遠慮ください。

いつも大変お世話になっている大好きな東映の関係者にご招待券をいただき、勉強のために行ってきました。

大部屋の俳優をしながらも、大部屋の一室を刺青部屋にして多くの著名な俳優さんたちの刺青を描いてきた毛利氏。

映画やドラマの世界が垣間見れると同時に、舞台裏が覗ける圧巻の刺青作品展です。

また神仏の絵が多かったこともあり、私にとっては一石二鳥な思いでした。

(月曜、火曜日はお休みですのでご注意くださいね)

おもちゃ映画ミュージアム
〒604-8805 京都府京都市中京区壬生馬場町29-1

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

高津商会RICAの最近の記事