聴いて損はない【あなたから人が離れていく8つの理由】を現役プロ心理カウンセラーが解説します。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「あなたから人が離れていく8つの理由」というテーマでお話したいと思います。
今日の記事は、あなたが、「私は人気者である」」「私は人から好かれている」というのであれば、読む必要はありませんが、あなたがもしも、「人から何となく敬遠されている」「人から嫌われているかもしれない」というのであれば、きっと参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければ…、と思います。
最初に、世の中には、さまざまな欲求論がありますが、たとえばマズローの欲求5段階説とかが有名ですが、私は、無能唱元さんが説く欲求論が1番好きで、1番自分にしっくりきます。
では、その無能唱元さんが説く「欲求論とは、どういうものか?」というのを、ここでご紹介したいと思います。無能唱元さんは、人間には、5つの欲求があるとおっしゃっています。
ひとつめは、生存欲求です。
これは、自分の生命を守りたいという欲求です。安全欲求も食欲も睡眠欲もここに入ります。
ふたつめは、自己重要感欲求です。
これは、「自分は生きるに値する人間なんだ」と思いたい欲求で、人間だけが持つ非常に強い欲求です。人は、この欲求を満たすために、時には、自分の命さえも投げ出したりします。自己重要感欲求は、自尊感情とか自己肯定感とか自己効力感と言い換えても良いかと思います。
みっつめは、群居欲です。
人と群れたい。人と一緒になりたい。仲間になりたい。愛し愛されたい。という欲求で、所属欲求とも言われています。
よっつめは、好奇心欲です。
「見たい」「知りたい」「体験してみたい」という欲求です。新しもの好きとおっしゃるかたは、この好奇心欲が強い人だということになります。
いつつめは、性欲です。
これは性的興奮を味わいたいという欲求です。性欲が強いとおっしゃるかたは、この欲求が他の人より強いかと思います。
以上です。以上の5つが、無能唱元さんが説く欲求論です。
今、5つの欲求をご紹介しましたが、人からモテる人は、今言った5つの欲求を、他人に満たしてあげる力がある人のことを言います。逆に、人からモテない人というのは、今言った5つの欲求を満たしてあげようとしない人のことを言います。
人は、基本的に自分に利を感じない人とはつきあいたくないと思う生き物です。もしもあなたが、「人からモテない」「人が自分から離れていく」とおっしゃるのであれば、それはあなたが人の欲求を満たしてないからです。
前置きが長くなりましたが、あなたから人が離れていく理由は、次の8つになります。
ひとつめは、あなたが「怒りん坊の人」だからです。
人は怒りん坊の人が嫌いです。自分の生命が脅かされる気がするからです。些細なことでスグにカッとなる人は、人から距離を置かれても仕方がないと思います。
続いて、ふたつめは、あなたが「ケチな人」だからです。
「人に飯をおごったことがない」「人にお茶をごちそうしたことがない」「人にプレゼントしたことがない」「金払いが悪い」とおっしゃる人は、人から距離を置かれる可能性が高くなります。「良き友とは、ものくれる友なり」という言葉が徒然草にもあるように、人はケチな人、セコイが嫌いで、気前がいい人が好きなのです。
続いて、みっつめは、あなたが「人の時間を奪う人」だからです。
しょっちゅう電話をする、ラインを送る、メールを送る、遅刻するという行為は、人の時間を奪う行為に他なりません。そのような、人の時間を奪うような真似をしていては、人から距離を置かれても仕方がありません。また、世の中には、なかなかハッキリと意思表示をしないという人もいますが、そういう人も悪気なく人の時間を奪っている事に他なりませんので、十分に注意したいところです。
続いて、よっつめは、あなたが「自分の話ばかりをする人」だからです。
人は、基本、人の話を聴くのがストレスなのです。特にどうでもいい自慢話を聞かされるのは、苦痛以外の何ものでもありません。よって、自慢話をして、相手の自己重要感欲求を押し下げるよう真似は、しないほうが賢明です。お喋りの人は、このあたり、十分に気をつけていってください。人と会う時は、6:4で、自分が話を聴く側になるよう心掛けていって欲しいと思います。
続いて、いつつめは、あなたが「優しい言葉をかけない人」だからです。
人は、自分に優しい言葉をかけてくれる人が好きです。もしも、あなたが「おはよう」「こんにちは」「お疲れ様です」「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉を言えないような人であれば、人はあなたから高確率で去っていきます。
以上、今日は5つ紹介しました。思いのほか、長くなってしまいました。
この続きは、また明日、ここでお話しさせていただこうと思います。
悪しからずご了承ください。どうぞ宜しくお願いします。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。