【カッコ悪い】段ボールでサイクルトレーラーを作ってみた
シンプルすぎるサイクルトレーラーの自作を考えてみた記録 その③
サイクルトレーラーを作ってみよう!・・・なぁんて考える人は、極めて希少種だと思ってますが(笑)
以前、如何に安く簡単にサイクルトレーラーを作ることができないか?と試行錯誤したので、その記録を遺しておきたいと思います。役に立つとは思えないけど・・・ どこかの誰かのお役に立つことができればこれほど嬉しいことはありません・・・!!!
簡単に作れるサイクルトレーラーを考えています。
①として、【材料費ゼロ円】一番シンプルな「サイクルトレーラー」を作りました
②として、ホームセンターで買える材料でサイクルトレーラーのジョイントを考えてみました。
そして今回、とりあえず走れることをテストしてみたかったので段ボールでサイクルトレーラーを作ってみます。(当然ですが、耐久性および実用性はのぞめません。あくまでたたき台としてご理解ご了承くだされば幸いです)
さぁ、前回からの続きです。
いきなりココから読んで「ナンノコッチャ?」と思われた方は、迷わず前回にジャンプしちゃってください。もしお時間があれば、前々回まで読んでいただけたら幸いです。貴重なお時間をドブに捨てる可能性が極めて高いですが、シンプルなサイクルトレーラーを作りたい!と頭を捻ったワタクシの足跡を笑っていただけたらこれ幸いです。
というわけで、前回、自転車とサイクルトレーラーを繋ぐジョイントを作ってみました。
「ホームセンターで買える素材」ってことにこだわってみたので、もし強度と精度を求める方は、迷わず専用のクランプとボールジョイント等をお求めください。(そっちのほうが間違いがないです)
今回はこの先を作って行くのですが、ぶっちゃけ、この段階では前回作ったジョイントがうまく機能するかどうか、判ってない状態です。
手間ひまかけて作って、実はダメでした~ なんて結果は悲しすぎるので、とりあえず今回は手元に転がっている材料で時間をかけずにサイクルトレーラー(の、ようなもの)を作ってみたいと思います。
てことで、段ボールだっ!!
かなり丈夫な段ボールを使ってますが、所詮は段ボール。耐久性も期待してませんが、意外にもちゃんと機能してくれました(笑)←(コレについては実際に映像観てもらうのが早いですね)
キャスター付けて・・・
サイクルトレーラーの要になるフレームは、職場の端材で作りました。つっても、90度に曲げた□19の角材にボルトと金具を溶接しただけ。コチラも至ってシンプルです。
つっても、今回はジョイントが機能するかどうかを見極めたいので詳しい話は割愛して・・・
本体が段ボールってのがとにかくチープ。作っている姿は昔懐かし「できるかな」を思い出します。
裏に板を当てて、キャスターを取り付けます。
そしてフレームとジョイントをボルトで接続すれば・・・
とりあえず完成!
いや、カッコ悪いなっ!!!!!
予想はしてたけどカッコ悪い。これなら前回のキャリアを括り付けただけのほうが10倍カッコいい・・・。フレームが90度ってのもカッコ悪いけども、箱が地面にぺったりてのもカッコ悪い。やっぱ二輪タイプにしてちょっと斜めのほうがサイクルトレーラーらしいですが・・・
でもまぁいいか!
何はともあれ、ジョイントの性能を見たいので実走します。
走り始めてのファーストインプレッションは・・・
「キャスターやかましいね」
小径でしかも安物のキャスター。やかましいです。
でも、くるっと回ってみると・・・ おお!くるくる回れる! ジョイントの回転もスムーズです
~!!
回っても、ウィリーしても、自転車を傾けてみても、ジョイントはスムーズに追従します。ごめん!まったく期待してなかった訳じゃないけどもいい仕事してくれてます!!
見た目はアレですが、段ボールで作ったにも拘わらず、機能的にはいい仕事してくれました。灯油タンクを満タン状態で載せてもノープロブレム。キャスターの音だけはやかましかったものの、でも言い換えればキャスターを大型化して、清音タイプを選べばもっとバージョンアップは可能ということですよね。
てことで・・・ 今回のテストではジョイントの性能が確認できました。あとはジョイントの耐久性などが課題になってきますが、それは素材の変更等を含めてまたいろいろ試してみたいと思います。
お役に立てるかどうかわからないネタですが・・・ サイクルトレーラーの自作に興味ある方で、それほどの強度を必要としない方に、少しでも参考になれば嬉しいです!!
■ご注意
サイクルトレーラーを牽引する場合は道路交通法を守って走行してください。
歩道の走行、自転車通行可の歩道の走行、自転車通行帯の走行、サイクリングロードの走行は、道路交通法により禁止されています。
また、積載する荷物も荷物の幅・長さ・高さも道路交通規則によって規定されています。幅がトレーラーの左右から15cm以内、長さがトレーラーの前後から30cm以内、高さがトレーラーの高さを含めて2m以内に収めましょう。
※リンク先のYouTube動画は2019年4月に撮影されたものです