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安く、簡単に作れる サイクルトレーラーのジョイントを考えてみた結果

DIY道楽のテツ元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

シンプルすぎるサイクルトレーラーの自作を考えてみた記録 その②

サイクルトレーラーを作ってみよう!・・・なぁんて考える人は、極めて希少種だと思ってますが(笑)
以前、如何に安く簡単にサイクルトレーラーを作ることができないか?と試行錯誤したので、その記録を遺しておきたいと思います。役に立つとは思えないけど・・・ どこかの誰かのお役に立つことができればこれほど嬉しいことはありません・・・!!!

前回の記事→【材料費ゼロ円】一番シンプルな「サイクルトレーラー」作ります

次の記事→段ボールでサイクルトレーラー 作ってみた

サイクルトレーラーのジョイントを考えてみた↓

ホームセンターで手に入る材料で、サイクルトレーラーのジョイントを考えてみました
ホームセンターで手に入る材料で、サイクルトレーラーのジョイントを考えてみました

前回(¥0で作るサイクルトレーラー)では、自転車の廃チューブを再利用するというチープな方法を使いましたが、今回はそこからもう一歩進んで、自転車とサイクルトレーラーを繋ぐジョイントの自作を考えてみたいと思います。

その前に前回と同様、サイクルトレーラーがどう動くのかを考えます。

①まず、平地を走るときに左右に動きます

小回りをすればするほどトレーラーは左右に動くので、当然ながらどこにも干渉しないように取り付ける必要があります。

②そして、上下方向に動くのも忘れずに

上下にも動く?とお思いかもしれませんが、段差を超えるときや坂道など、意外にも上下に動きます。左右にくらべれば範囲は狭いですが、ある程度のクリアランスは欲しいところ。

以上の事を踏まえたうえでジョイントを作る素材を考えるのですが、「ホームセンターで手軽に買える」てのを条件に選んでみました。

(注:あくまでひとつの参考例です)

「安く」「簡単に」を考える手間と努力は惜しみません。
「安く」「簡単に」を考える手間と努力は惜しみません。

自転車のシートポストに取り付けられて、しかも左右に動くということで選んだのが「塩ビパイプ」!

太さにご注意を! あと、間違えて4Mとかのを買わないように。絶対に使い道なくてゴミになる可能性大ですから。
太さにご注意を! あと、間違えて4Mとかのを買わないように。絶対に使い道なくてゴミになる可能性大ですから。

今回は折り畳み自転車のシートポストにぴったりの太さとして「VP30」を選びましたが、これは車体によって太さが違うのでご注意ください。

スポッと入って、不必要なガタがないこと、これ大切。
スポッと入って、不必要なガタがないこと、これ大切。

そして、肝心の上下方向の動きがある部品として選んだのがコレ!(ごめんなさい、名前がわからない!ナニやら、配管を天井からぶら下げるときに使う金具らしいのですが・・・)

名前がよくわかりません。ごめんなさい!!!! なんとなく見てて見つけたもので・・・
名前がよくわかりません。ごめんなさい!!!! なんとなく見てて見つけたもので・・・

ここで大切なのは、この「塩ビパイプ」に、「配管を天井からぶら下げるときに使う金具」がシッカリ固定できるということ。基本的に、配管の太さは規格品のようで、対応できる組み合わせができそうなので現物合わせをして選んでみてください。

これが一番大切。必ず売り場で確認してみてください。
これが一番大切。必ず売り場で確認してみてください。

てことで、作ってみます

ノコギリで簡単に切れます。
ノコギリで簡単に切れます。

まずは塩ビパイプを切ります。この塩ビパイプ自体は固定するわけではないので、ガタツキが少なく、かつ引っ掛かりない長さになるように調整してください。

切断面をヤスリで仕上げてバリとりしたらシートポストにかぶせます。

このままだとチープだけど、色を塗ればそれなりに見れるかも? しれない??
このままだとチープだけど、色を塗ればそれなりに見れるかも? しれない??

そんでもって、あとは「配管を天井からぶら下げるときに使う金具」をしっかりクランプすれば ・・・ どうでしょう??

左右にクルクル回るし、上下にも動く! そんなジョイントができました。

自転車側に特別なフレームを取り付ける必要がなければ溶接で追加工も必要ないので、シート外せばすぐに取り外しができます。

とりあえずこれで車体側の準備はできたかな??

次回は、このジョイントの先! サイクルトレーラーを考えてみます~~~(続きます)

■ご注意
サイクルトレーラーを牽引する場合は道路交通法を守って走行してください。
歩道の走行、自転車通行可の歩道の走行、自転車通行帯の走行、サイクリングロードの走行は、道路交通法により禁止されています。
また、積載する荷物も荷物の幅・長さ・高さも道路交通規則によって規定されています。幅がトレーラーの左右から15cm以内、長さがトレーラーの前後から30cm以内、高さがトレーラーの高さを含めて2m以内に収めましょう。

※リンク先のYouTube動画は2019年4月に撮影されたものです

元プロの溶接工で2児の父。バイク大好き&ママチャリ乗ってます

こんにちは!DIY道楽のテツです。 父から「無いものは作る」精神、母からは道楽者の血を受け継いだ47歳二児の父です。 趣味は古いバイクや自転車をレストアして新たな命を吹き込むこと!バイクや自転車(特にママチャリ)、車のレストア、改造、修理、メンテナンスを楽しんでいます。また、何かを育てたり維持管理するのも好きなので、家庭菜園や掃除もやっています。 DIYは金属加工、100ボルト溶接、木工、家のリフォーム、工具の使い方など幅広く取り上げます。高価な工具も良いですが、コスパの高い百均(100円ショップ)の工具の使い勝手もレビューしていきたいと思います。お付き合いのほど、よろしくお願いします!

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