タイヤ交換が苦手ならビードクリームを変えてみるといいかもよ?
拝啓、タイヤ交換に苦戦している方へ。
ビードクリームをちゃんと使っているのにうまくいかないなら、「バストラ」クリームを試してみると解決するかもしれません。ちょっとした問題点はありますが、試す価値は十分にありますよ~。
■私も長年タイヤ交換が苦手でした。
タイヤを外したり組み付けたりはできるものの、なかなかスムーズにいかず手こずっていました。特に苦戦していたのがビードを上げる瞬間。何度も空気を入れても上がらないことが多々ありました。
そんな時、バイク屋さんでタイヤ交換の指導を受ける機会がありました。レバーの使い方からビードクリームの塗り方まで学んだ際、ある事実に気づいたのです。
■ビードクリームの選択が原因?
その時おすすめされたのが「バス&トラック用ビードクリーム」。名前からして強力そうで、二輪車用とは何か違うのかと成分を調べてみましたが、大きな違いはありませんでした。
■ビードクリームの役割は?
ビードクリームはタイヤをホイールに組み込む際の潤滑剤として働き、ビードがスムーズにリムに収まるよう助けます。二輪用もバストラ用も、主な成分はグリセリンやシリコーンで摩擦を減らします。
唯一の違いは「作業時間」でした。
バイクのタイヤは手組が多く比較的簡単ですが、バスやトラックは大きく力が必要です。そのためバス&トラック用ビードクリームは乾燥が遅く、作業中の潤滑を長く維持します。
■乾燥時間の違い
二輪用はすぐ乾くよう設計され、交換後すぐ走り出しても安全です。しかし、バストラ用は作業に時間を要することを想定し、ゆっくり乾くようになっています。素人にはこの遅乾性が助かるポイントです。
■バス&トラック用を使ってみる
試しにバス&トラック用ビードクリームを使ってみると、タイヤの装着が驚くほどスムーズでした。
リムにもクリームを塗って押し込むだけでタイヤがスポッと入ります。
最後に空気を入れると・・・「ポン!」と簡単にビードが上がりました。
■唯一の問題は量!
唯一の弱点は、1キロという大容量。たまにしか交換しない人には多すぎるので、メーカーさんに「ビギナー用小分けサイズ」の販売をお願いしたいところです。
この記事が参考になれば幸いです。今回もありがとうございました!