【材料費¥0!】一番シンプルなサイクルトレーラーを作ってみました
シンプルすぎるサイクルトレーラーの自作を考えてみた記録
サイクルトレーラーを作ってみよう!・・・なぁんて考える人は、極めて希少種だと思ってますが(笑)
以前、如何に安く簡単にサイクルトレーラーを作ることができないか?と試行錯誤したので、その記録を遺しておきたいと思います。役に立つとは思えないけど・・・ どこかの誰かのお役に立つことができればこれほど嬉しいことはありません・・・!!!
とりあえず、材料費ゼロ(0円)で作ってみる。
作ったといっても、繋いだだけですが!!
・・・ 実はコレ、冬に灯油を買い出しに行くことになったのだけど車が使えなかったときにやってみた方法です。以前、同様の方法で灯油缶を運んでいるのを見たことがあったので実際にやってみたら ・・・ これが予想以上の性能で「これでいいじゃん?」と思えるレベルでした。
とはいえ、車輪も小さいしバランスもイマイチなのでスピードは出せませんが、キャリアがあればできるので便利な方法ですので紹介したいと思います!
必要なのは、①自転車 ②折り畳みキャリア
そして・・・ ③自転車の廃チューブ
※自転車の廃チューブについては、自転車屋さんにいくと手に入ることが多いです
で、実際の取り付け場所についてですが、ソコを考える前にサイクルトレーラーが実際の走行時にどう動くかを考える必要があります。
まず、平地を走るときに左右に動きます
小回りをすればするほどトレーラーは左右に動くので、当然ながらどこにも干渉しないように取り付ける必要があります。
そして、上下方向に動くのも忘れずに
上下にも動く?とお思いかもしれませんが、段差を超えるときや坂道など、意外にも上下に動きます。左右にくらべれば範囲は狭いですが、ある程度のクリアランスは欲しいところなので、余裕をもって取り付けられる場所を考えてみてください。
てことで、今回の折り畳み自転車ならココになりました。
荷台がついているママチャリなどは、荷台の後端部に取り付ければOKです。(強度に関しては、荷物の重さはキャリアのタイヤに掛るので、荷台は引っ張りに耐えることができればおおむねOK)
当然ですが、固定はシッカリと!!後で緩まないかも・・・とか考えずにしっかり結んでください。コツとしては、引っ張ってテンションかけながら結ぶと緩みません。
取付できたら実際に走行
意外と走れます。
強度は自転車チューブに依存して、左右バランスに関してはキャリアの車輪の幅に依存しますが、普通に使えるキャリアであれば走行できるはず。最初はおっかなびっくりですが、これまた普通に走れるので意外な性能に驚くはずです。
二輪タイプのサイクルトレーラのメリットとして、キャリアだけで半自立してくれるので、ジョイントの自由度さえあれば走行できることがあげられます。そのジョイントを機械式に作ろうとするとなかなか難しいものがありますが、その点で自転車チューブが優秀なのでちょっと目から鱗な発想でした!!
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■ご注意
サイクルトレーラーを牽引する場合は道路交通法を守って走行してください。
歩道の走行、自転車通行可の歩道の走行、自転車通行帯の走行、サイクリングロードの走行は、道路交通法により禁止されています。
また、積載する荷物も荷物の幅・長さ・高さも道路交通規則によって規定されています。幅がトレーラーの左右から15cm以内、長さがトレーラーの前後から30cm以内、高さがトレーラーの高さを含めて2m以内に収めましょう。
※リンク先のYouTube動画は2019年4月に撮影されたものです