今年大注目!台湾から人気絶大の“レトロサンドイッチ”店が日本に上陸
人気の旅行先である台湾。日本でもルーロー飯や台湾カステラ、タピオカミルクティーなど、数多くの台湾料理や台湾スイーツが人気になっていますね。
そして2023年、日本に新たな台湾の味を届けてくれるのは、「洪瑞珍(ホンレイゼン)」のサンドイッチです。
台湾好きな日本人からも絶大なる人気があります。
台中にある1947年創業のベーカリー「洪瑞珍餅店」の人気サンドイッチが日本に上陸しました。
昨年、東京で開催された台湾イベントで「洪瑞珍」が日本初上陸して以降、キッチンカーやイベントなどで販売されては即完売になっていて、すでに注目されていたのです。
甘くてやさしい味のシンプルな台湾スタイルのサンドイッチ
2023年4月26日、日本初となる常設店がオープンしたのは、学生の街でもあり、ミャンマーをはじめベトナムや中国などのコミュニティが多い、アジアンエスニックタウンともいわれる東京・高田馬場です。
早稲田通り沿いに佇む店舗は、スタイリッシュな感じですね。テイクアウト専門の店内もすっきりしていて、壁にはかわいいデザインのパッケージがディスプレイされていておしゃれです。
商品は、限定も含めて全部で8種類(320円~)あり、ドリンクはボトルに入った台湾茶(500円)が3種類です。
サンドイッチというと、昨今流行りのボリュームたっぷりな映え系ではなく、昔ながらのシンプルなスタイル。メインとなる食事系は、ハムとチーズで、この2つの具材を組み合わせて、玉子(薄焼き卵)や自家製マヨネーズと一緒に挟んであります。
全種類とはいきませんでしたが、6種類をテイクアウトしてみました。
左から、「ハム」(ハム・玉子・マヨネーズ、350円)、「全粒粉チーズ」(チーズ・玉子・マヨネーズ、390円)、「チーズ」(チーズ・玉子・マヨネーズ、350円)。
左から、「いちご」(いちごジャム・チーズ、320円)、限定商品の「チョコ」(450円)、「ブルーベリー」(ブルーベリー・チーズ、320円)。
それぞれの味を食パンで挟んでいるので、全部でひとつのサンドイッチが完成されています。食事系のハムやチーズの塩気のある具材に甘めのマヨネーズがマッチしていて、甘しょっぱい味わいが口いっぱいに広がります。
一方、甘いデザート系のサンドイッチは、なじみのあるジャムの味に、塩気のあるチーズが意外にも相性がよく、クセになる組み合わせでびっくりしました。チョコは2種類のチョコクリームになっていて、おやつ用にリピート買いしたくなるおいしさです。
これらのサンドイッチのアクセントとなっているのが、“甘いマヨネーズ”です。
台湾は砂糖を加えているので、甘いが一般的なのです。日本の酸味の強い味に慣れていると、ちょっと驚きかもしれませんね。
表記を見ると、同店自家製のマヨネーズには、砂糖の甘さに、バターやエバミルクなどのコクをプラスして、洪瑞珍ならではのやみつきになる味になっているようです。
とても丁寧に、より繊細に作られたサンドイッチなので、まるで生ケーキのように慎重な取り扱いがベストです。基本は冷蔵なので、テイクアウトの際は保冷剤をつけてくれます。
食べるためのポイントが書かれた紙も入っていて、気温が10を上回る環境だと、開封後30分以内に食べるのが良さそうです。また、開封後、5~15分置いてから食べると、パンが柔らかくなってさらにおいしくなるとのことです。
台湾全土に展開している人気店なので、日本でもぜひ店舗を増やしてほしいですね。
◆洪瑞珍(ホンレイゼン)
東京都新宿区高田馬場2-8-5
10:00~19:00
無休
※最新情報はお店のSNSでご確認ください。
※価格は、税込み表記。