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辛さレベル4!非常食マニアが教える1番辛い非常食

おりえ総合危機管理アドバイザー三沢おりえ/防犯・防災・護身術

非常食って誰でも食べやすいものを思い浮かべる方も多いと思いますが、今は色々な種類の非常食が出回っています。

そこで自称日本一非常食を食べている私が今回はいま日本で売られている中では一番辛いだろうと思う非常食をお伝えします。

一番辛いのは尾西食品のナシゴレン

それは尾西食品、オニシのナシゴレンです。

ナシゴレンとはインドネシアやマレーシアの伝統的な辛味の効いたスパイシーなチャーハンです。この非常食は袋にも辛さレベルが唐辛子で4本分表示されています。

でもこのナシゴレン、実はただ辛いだけではないのです。

非常食では一番辛いオニシのナシゴレン
非常食では一番辛いオニシのナシゴレン

唐辛子で表現された辛さレベル、4本は結構辛いってことですよね

辛い非常食を食べてみて

非常食のアルファ米ではトップクラスの人気を誇る尾西食品さんですが、目の付け所がよく、ちょっとひねった商品が得意だなと感じています。目からうろこのおにぎり非常食(オニシのおにぎり)も名品ですね。

さて、ナシゴレン、お味の方ですが、これは、はっきりいって辛い!辛いものに対しては得意でも苦手でもありませんが、辛い~~!水~~!と休み休み食べる辛さです。エビや海鮮の出汁とガーリックパウダー、それにチリ系の味がうまく混ざりあって美味しい。以前バリ島のホテルで食べたナシゴレンより辛く感じます。2、3口と食べ進むにつれ口が痺れて鼻の頭に汗をかきましたが、うまみが後を引くので、ついもう一口と食べ進んでしまうほど良いお味だと思います。

中の具材の量も写真と同じようにエビがパプリカがしっかり入っています。

ちなみに写真と具の量が全然違う非常食もいまだにありますのでこれはかなり誠実。

辛さの種類は違いますが、あの韓国の辛ラーメンを辛い!といいながらも完食できる人は同じく辛い!と言いながら食べられるぐらいの感じで思ってください。(あくまでも個人的な意見です)

非常食としてのメリットとデメリット

このナシゴレン、非常食の中でもかなり変わり種で、辛いものが好きな人は食欲がない時にも刺激で美味しく食べられる、そんなメリットがありますね。

高品質であると認められ、なおかつイスラム教の方でも食べられる食品の証、ハラール承認マークも付いていて、海外の方が多く出入りする場所の備蓄にも便利かと思います。(イスラーム法において合法なものの事をハラールといいます)

一方この辛さ、デメリットがないわけではありません。

非常時には水が足りないことが多々あります。辛い刺激で水分を欲してしまいます。実際に私もかなりお水を飲みながら食べました。非常時は体調を保つことも大切ですが、精神的にもストレスがかかり体力が弱っている中で辛いものを食べると刺激物を食べて胃腸の調子を崩してしまう可能性もあります。食べ慣れていない人にはそのリスクがある事も忘れないでください。

さらに小さなお子さんなどにはお勧めできませんし食べられる人が限られてくることもお忘れなく。

オニシのナシゴレンがh辛い!うまい!非常食
オニシのナシゴレンがh辛い!うまい!非常食

普段はなかなか食べないけれども、いざという時になければ困る非常食。

いくつか備蓄する中の一つとして検討してみるのもよいかと思います。(お水の備蓄も忘れないでね)

総合危機管理アドバイザー三沢おりえ/防犯・防災・護身術

防犯・防災グッズ記事ランキング監修も手がける専門家。常識にとらわれない怖くない危機管理の考え方で講演会やメディア、セミナー、イベントなど幅広く活動。生活の中ですぐに取り入れられる対策や動き方、便利なグッズを提案。大学や企業向けに行う座学と実技のダイバーシティ系セミナーは防災、防犯だけでなくハラスメント対策など、身を守るために役立つと高いリピート率。 防犯整備士、危機管理士(自然災害・社会リスク)非常食研究家。 逃げるための護身術指導者、元硬式空手世界チャンピオン。 日本災害危機管理士機構、日本防犯設備士機構所属。

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