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最年少名人候補・藤井聡太竜王 VS. 元名人・佐藤康光九段 6月22日、名古屋将棋対局場でA級1回戦

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 6月22日。愛知県・名古屋将棋対局場において▲藤井聡太竜王(19歳)-△佐藤康光九段(52歳)戦がおこなわれます。

 また同時にB級2組▲佐々木慎七段(42歳)-△杉本昌隆八段(53歳)戦も指されます。

 杉本八段は愛知県名古屋市、藤井竜王は瀬戸市在住。師弟は今年から開設された地元の名古屋将棋対局場において、今期順位戦、それぞれ最初の一局を戦います。

 名人戦七番勝負は先日、渡辺明名人(38歳)の防衛で幕を閉じました。敗退した斎藤慎太郎八段はA級1位で、また今期順位戦を戦います。

 藤井竜王と佐藤九段は公式戦での対戦は過去に1回。2018年の王将戦二次予選で藤井七段(当時)が勝っています。

 非公式戦では2017年「藤井聡太四段 炎の七番勝負」、2021年ABEMAトーナメントで対戦。藤井四段(当時)の勝ちでした。

 また2021年のABEMAトーナメントでも対戦。大熱戦の末に藤井棋聖(当時)の勝ちでした。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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