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【北海道帯広市】十勝にも上陸、「無人販売餃子」のお味とコスパは如何に?

Islanderれんとライター(帯広市・釧路市)

コロナ流行の中、非接触ブームに乗って各地に続々とできた「餃子の無人販売店」。偶然に発見致しました。これは行ってみないと!ということで突撃レポートです。

外観はこんな感じです。「餃子の雪松」さん。オープンしたのは今年の9月、実店舗は群馬県だそうです。

あまりにもシンプルな店内。がら〜〜ん・・・・

とても親切に餃子の買い方が掲示されています。ふむふむ。

動画でも買い方を詳しく解説。店内のモニターでエンドレスに流れています。

いよいよ冷蔵庫を開けてみます。大量に積み重なった餃子パック。1パック36個。多いように感じますが、1000円って安くないですか?

噂に聞いた、本当に料金箱に千円札を投入するスタイル。自販機ではありません。物理的にはお金をいれずに餃子を抱えて立ち去ることができてしまいます。

良心が試されます・・・。

お釣りが出ないので(当然)、千円札がないと買えません。両替機はありません。

賽銭箱のようですね。って、賽銭箱にお札は入れたことないけど。

「入れますよ〜、入れますよ〜、ちゃんと払いましたよ〜」。と、誰もいないのにつぶやきながら恐る恐る投入します。

持ち帰りに時間がかかる場合は小さな保冷剤が2個まで無料。餃子と同じケースから取り出します。さらに保冷バッグも追加100円で買えます。こちらも料金箱にチャリ〜ン。

店内の掲示で焼き方も丁寧に説明してくれてます。冷凍のままフライパンに並べるんですね。

はやる気持ちを抑えながらダッシュで持ち帰りました。保冷バッグ買わなかったので。

さっそく夕食に焼いてみました!

皮がかなり薄めのようで、焼き上がりはパリパリです。

一般的なチルド餃子と比べるとわりと小さめです。お子様でもひと口で食べられるサイズ。それでも36個1000円は安い!

かぶりつくと・・・・

おお〜。まず最初に鮮烈な野菜の「香り」が口内に広がります。間違いなくニラですね、これは。

他には・・・ニンニクかな。

あれ?肉感がない?

餃子のジューシーさの源である豚肉感がほとんどないのです。満足感が弱いとも言えますし、野菜中心のヘルシー餃子とも言えます。あっさりしたお味なので、小ささも相まってけっこうたくさん食べられちゃいますね。

ということで味に関してまとめです。

  • 皮が薄めでパリパリに焼ける
  • 小ぶりで具がパンパンに詰まっていないので皮の食感を楽しめる
  • ニラとニンニクの香りが非常に強い、ヘルシー野菜餃子である
  • 肉感は少ない

私は大ぶりで具がパンパン、皮がもちもち厚め、というボリューミーな餃子はそれほど好きではなく、とにかく皮のパリッと感を楽しむ派なので、その点では美味しかったです。もうちょっと豚肉入れてくれると嬉しいなと・・・・。

それにしても36個1000円ですよ、奥さん!

【餃子の雪松 帯広東2条店】
住所 帯広市東2条南8丁目1−1
電話番号 050-5490-9116
営業日時 24時間営業 年中無休

ライター(帯広市・釧路市)

大阪から2005年に移住して以来、有名観光情報誌のネタ発掘担当や世界遺産観光地の中の人などのキャリアを通じ北海道観光の魅力を発信してきました。移住者ならではの視点からの北海道あるあるを楽しんで頂ければ幸いです。

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