【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part318:仕事中も私用の電話もOK?他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧くださって、ありがとうございます。
今日も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」で、楽しく韓国の文化や生活習慣、社会事情などを学んでいきましょう^^
さてさて、今日はどんな不思議が飛び出してくるのでしょうか~?!
みなさん、気になりますよね?
それでは、さっそく見ていきましょう♪
最初に紹介する不思議はこちらです!
「韓国ドラマに使われる『PPL』って、いったい何のこと?」
みなさん、「PPL」という言葉を聞いたことはありますか?
「PPL」というのは、「Product Placement(プロダクトプレイスメント)」を略した言葉です。
これは、どういうものなのかというと、ドラマのなかで間接的に映し出される広告のことなんですね。
「間接広告」とも呼ばれていて、韓国ドラマにはよく使われている手法のひとつなんです。
韓国ドラマって、特定の商品が急にアップで映し出されたり、やたらと丁寧にゆっくり映し出されたりすることがありませんか?
あれが、まさにPPL(間接広告)なんです!
PPL(間接広告)として使われる商品は色々ありますが、特にこのような商品が多く使われています。
・家電製品(スマホ、ドライヤー、掃除機、コーヒーメーカーなど)
・アクセサリー(イヤリング、ピアス、ネックレスなど)
・ペットボトル飲料(コーヒー、お茶、ミネラルウォーターなど)
・化粧品(クッションファンデーション、リップスティック、スキンケア用品など)
これらの商品は、日常生活でもよく使われるものなので、ドラマのなかに出てきても違和感がないですよね。
商品だけでなく、飲食店がスポンサーになっている場合は、そのお店が撮影に使われ、間接広告の役目をしていることもありますよ。
韓国ドラマにはなぜこのような手法が使われるのか…
その理由、気になりますよね?
日本だと、ドラマの間にもコマーシャルって入りますよね。
しかし、韓国では、ドラマの途中でコマーシャルが入ることはないんです!
ドラマが始まると、その一話分が終わるまで、あいだにコマーシャルが入らないんですよ。
これはドラマに限らず、ニュースやバラエティー番組も同じです。
ひとつの番組の途中にコマーシャルは入らず、終わった番組と次に始まる番組の間に集中的にコマーシャルが流れる仕組みになっているんですね。
このような事情があるので、ドラマのなかにスポンサー企業の商品を登場させて、宣伝効果あげるPPL(間接広告)がよく使われるというわけなんです。
韓国ドラマにPPL(間接広告)が使われる背景には、日本とのコマーシャルの入れ方の違いが関係していたんですね~!
それでは、次の不思議を紹介していきたいと思います!
「勤務時間中だけど…私用の電話もメールもOK?!」
韓国ドラマを見ていると、仕事中にもかかわらず、自分のスマホをいじっていたり、通話していたりするシーンがよく出てくると思いませんか?
たとえば、飲食店で接客中のおばさんが、エプロンのポケットからスマホを取り出して通話しだしたり、コンビニの店員さんがスマホで話しながらレジ打ちをしていたり…みなさんも、似たようなシーンを目にしたことが一度はあるのではないでしょうか?
もし、日本で同じような場面に遭遇したら、「えっ?今仕事中だよね?」と思ってしまいそうです。
日本の職場では、韓国ドラマのように堂々と私用電話やメッセージのやり取りをすることは、なかなか難しいですよね。
しかし、韓国は勤務中のスマホの使用に関して、どちらかといえば緩めの印象があります。
たとえば、タクシーに乗っていても、お客さんが乗車中なのに運転手さんが家族と通話しながら運転しているなんてこともありますよ。
そのほか、公共交通機関内での通話に関しても、わりと寛容なところがあります。
電車やバスの車内で通話しているようすは、ドラマのなかにも出てくることがありますね。
これは、実際の電車やバスのなかでも見かけることがよくありますよ。
日本だったら、「仕事中だからあとでかけ直そう」とか、「今は電車のなかだから降りてからかけ直そう」と考える人が多いかと思います。
でも、韓国では何事にもスピーディーさを求める傾向があり、「あとで」ではなく、「今すぐに!」が大事なんです!
そのため、たとえ勤務時間中であっても、「今すぐに相手との通話に応じてあげたい」、「メッセージに返信をしてあげたい」と考えるんですね。
このような考え方の違いが、日本と韓国の通話マナーの違いにもつながっているんですね!
いかがでしたか?
ドラマのなかのちょっとした不思議や疑問も掘り下げてみると、そこから韓国ならではの事情や人々の考え方といったものが見えてきますね!
こういった日本との違いを理解してから見ると、また少し違った角度から韓国ドラマを楽しむことができるのではないでしょうか?
それでは、また次回もお楽しみに~^^
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