ひたちなか市馬渡にある国営ひたち海浜公園のコキアが紅葉始めを迎えており、まもなく紅葉見頃を迎えます。

みごろ

2023年のコキアの紅葉時季について同園広報係に伺いました。

広報係：
みはらしの丘のコキアは10月8日頃に「色づき始め」、10月12日頃に「紅葉始め」を迎えました。

今後の見通しは、10月18日頃に「紅葉見頃」を迎えると予想しています。例年、紅葉のピークは1週間～10日ほどです（紅葉予想は、今後の天候などにより変化します）。

みどころ

みはらしの丘を頂上まで登ったり、コスモスや海、観覧車と一緒に写真を撮ったり。さまざまな楽しみ方ができるのが、みはらしの丘の魅力だと思います。
（撮影日：2023年10月5日）

みはらしの丘のコキア

丘をのぼる途中に海が見えます。この日は曇天でしたが、晴れた日には青い海がのぞめます。

みはらしの丘頂上は、景色を一望したり、記念撮影をする方でにぎわいます。

場所によっては、紅葉に近づいているエリアもあります。さまざまな色味のコキアを楽しめるのが、今の時季ならではの魅力です。

グリーンと紅葉始めのコキアが混ざっているところに、自然の面白さを感じます。やさしい色合いのグラデーションは、ほっと心が和む景色です。

同園広報係によると、お昼時は多くのお客様でにぎわう時間帯。開園直後、朝のコキアは瑞々しくて爽やか。西日を浴びた夕方のコキアはよりいっそう鮮やかだと言います。

ピークを避けて、朝・夕ならではの景色を味わうのもまた一興です。

コスモスもこれから見頃

行きはコキアめがけて一目散でも、帰りにはコキアを振り返りながらコスモスを愛でるという楽しみがあります。

約265万本のコスモスは10月14日から3分咲きとなります。10月20日には見頃（7分咲き）を迎え、見頃は31日頃まで続く予想です。

色づきつつあるコキアとコスモス。見頃を迎える前のやさしい色合いが、個人的には好きです。

ソバもまもなく見頃

「みはらしの里」では約76万本のソバが10月14日に見頃を迎え、ソバの見頃は26日頃まで続く予想です。

撮影時にはまだつぼみだったソバの花。純白の花を咲かせます。

まもなく丘一面を紅葉で赤く染めるコキアとの秋の共演が楽しみですね！

ぐるめぐり

記念の森レストハウスは、森の中に隠れるようにたたずむ様が素敵です。園内の散策に疲れたときに、真っ先に思い浮かぶ休憩スポットです。

落ち着いた照明の店内は、木目やレンガ調の凝った作りが圧巻。窓から見える森がリラックスさせてくれます。

コキアに因んで、スペシャルラテ「こきあ」と特産のお芋を使ったひたち おいも TO ソフトクリームを注文しました。

スペシャルラテは、紅葉をイメージしたあか（いちごラテ）をチョイス。茨城県産のいちごソースの上に、エスプレッソが贅沢に注がれています。

生クリームの上に「こきあおいり」やいちごソースがカラフルにトッピングされているので、子どもが飛びつきましたが、さすがにエスプレッソの苦味はこたえたようです。

キレイな見た目なのでそのままいただきたいところですが、かき混ぜていただくと、いちごソースとエスプレッソの絶妙なハーモニーを味わえます。

ひたち海浜公園新名物の「ひたち おいも TO ソフトクリーム」は数量限定販売。新メニューのショコラミルク味は、甘すぎないショコラとミルクが溶け合う一品。

茨城県産のさつまいもを使った一口サイズのスイートポテト「おいもキューブ」は冷凍のまま入っているので、ソフトクリームが溶けにくくなる保冷剤としても優秀な役割。

食べる頃には、口の中で溶けて甘くなっていきます。一見小ぶりに見えますが、お腹にたまる優秀スイーツです。

スペシャルラテにトッピングされた「こきあおいり」は店内で購入可能です。緑と赤のコキアのやさしい色味を再現したカラフルな「こきあおいり」。

レストハウス奥に「歴史ギャラリー」があります。平和の象徴としての公園の歴史を、肌で感じられるでしょう。

公園からの情報

【開園時間等の変更について】
10/14(土)・15(日)は開園時間が8：30に繰り上がります。
※駐車場：開園30分前に開場
※閉園時間：17時

混雑する土日祝日やお昼前後の時間帯を避け、分散来園にご協力をお願いします。

（撮影日：2023年10月5日）

【関連記事】
【ひたちなか市】国営ひたち海浜公園に行ったら訪れたい！隠れ家的カフェで茨城県産素材を味わう