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【ひたちなか市】名物“つけけんちん”は驚きの具沢山!常陸秋そばを根菜たっぷりヘルシーなつけ汁で堪能

さつきうみライター(大洗町・ひたちなか市)

茨城県ブランド品種“常陸秋そば”を厳選して使用した二八そばが食べられるそば処 ちおんをご紹介します。

“常陸秋そば”は、口に含んだときの甘みと芳醇な香りが魅力。全国のそば職人から【玄そばの最高峰】と評価されているほどだそうです。

外観

そば処 ちおんは、水戸市から日立市に至る一般国道245号沿いにあり、入りやすい立地です。

店内のようす

5月の連休の谷間、平日ランチタイムに利用しました。店内に入ると、サラリーマンや家族連れでにぎわっており、ほぼ満席でした。

テーブル席と座敷があり、隣席とのスペースを広めにとっています。

座敷は2席。子ども用のイスやおもちゃも置いてあり、小さなお子さま連れでも安心してご利用になれます。

おすすめ

店員さんのおすすめ「茨城名物つけけんちん」を注文してみました。

茨城の郷土料理“つけけんちん”

農林水産省によると、

根菜類がよくとれる茨城県では「けんちん汁」もよくつくられたため、「けんちん汁」にそばをつけて食べるのが風習になった。
江戸時代の後期にはすでに「つけけんちん」が食べられていたといわれている。
旧暦の新年(現在の節分の時期)にそばを食べる「つけけんちん」の風習は水戸藩から広がったといわれている。
(農林水産省ホームページより引用)

大盛り300g(150円増し)
大盛り300g(150円増し)

テーブルにトレーで運ばれてきたときに目がいったのは、けんちんの具の多さよ!!

具は豆腐・きのこ2種・根菜3種・こんにゃく・ネギなど。湯気の立つ甘めの汁にたんまりと入っています。

先に具を食べきってからお目当てのそばを楽しもうという作戦でどんぶりに挑みました。

いざ食べ始めると、掘ってもほっても具が出てきて、どんぶりの底が見えてくる気配はありません。

観念して、つけ汁が少し表面に出てきたら、そばをつけて食べました。そばのいい香りがして幸せでした。

普通200g(税込1,250円)※麺の量は少なめ(120gで100円引き)を選べるなど、量が調節できるようになっています
普通200g(税込1,250円)※麺の量は少なめ(120gで100円引き)を選べるなど、量が調節できるようになっています

麺の量は普通を頼みましたが、具の量は、普段食べる具沢山味噌汁の優に3-4人前はある体感。具を手伝ってもらってもお腹がパンッパンになりました。その量の多さは、母親が家族を想う親心を彷彿とさせました。

常陸秋そばはもちろん、郷土の味が恋しくなったら行きたいお店です。

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そば処 ちおん

住  所|茨城県ひたちなか市部田野3688-1

電話番号|029-263-7037

X(旧Twitter)

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ライター(大洗町・ひたちなか市)

海沿いの街であり、観光地としても人気の大洗町・ひたちなか市。その魅力と、普段の暮らしの延長線上にある気づきをお届けしたいと思います。

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