全世界の上位1%の中に入るゴルフレッスンプロも言う、良いショットを生むアドレスのポイントとは
最も重要なのはアドレス
ゴルフスイングで最も重要なのは、バックスイングでもダウンスイングでもない。グリップやアドレスだ。
良いインパクトのためには良いダウンスイングが必要で、良いダウンスイングのためには良いバックスイングが必要。良いバックスイングのためには良いテークバックが必要で、良いテークバックのためには良いアドレスが必要。ゴルフスイングを分析していくと、アドレスがスイング全体に大きく影響していることが分かる。
ではアドレスではどのようなポイントを基準とするべきなのだろうか。
左右の足の体重配分
すべての番手で左右均等の体重配分をアドレスの基準としたい。左右の足に乗る体重配分が偏ると、体が回りにくくなり、体幹と末端とクラブが連動しにくくなる。
ゴルフのグリップは右手を左手の下にするため、背骨が右に傾いた(右肩が下がった)アドレスになる。それに体全体が持っていかれると、左足より右足に多く体重が乗ったアドレスになってしまう。ボール位置を左足に寄せるショットでは、左足に多く体重が乗る場合があるので注意が必要だ。
世界的なティーチングプロ団体「WGTF」会員の中で1%しか取得していないマスターの資格を持っている和田泰朗コーチは、自著の中で以下の通りに述べている。
※チルトとは、背骨の右傾きのこと。
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和田泰朗 著 世界が認めた究極のシンプルスイング「キープレフト理論」(GOLFERS SUPPORT)
足踏みをする
アドレスでの左右均等の体重配分を覚える方法としては、足踏みが挙げられる。姿勢を決めてからペタペタと足踏みをするのだ。左右同圧で足踏みをすることを癖付けることで、アドレス時の左右均等の体重配分が定着しやすくなる。
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