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ホークス明石健志「例年以上に状態はいい」 沖縄トレ終えて筑後で練習

田尻耕太郎スポーツライター
練習中は力強くスローイングを繰り返した

20日間投げなかった

勇気ある決断が奏功した。

ソフトバンクの明石健志内野手が24日、福岡県筑後市の球団施設を訪れて自主トレを行った。今オフは「例年以上に肩を休める」と宣言して過ごしてきたが、キャンプイン約1週間前となったこの日は鋭いスローイングを何度も繰り返して好調さをうかがわせていた。

「いつもならば投げない時期は長くても1週間程度。今年は20日間ほどボールを投げませんでした。投げ始めは苦労したけど、今はもう何ともないです。むしろ状態は例年以上にいいですね」

例年通りロッテ井口や阪神鳥谷とトレ

先日までは温暖な沖縄で自主トレを行っていた。メンバーは例年どおりロッテ井口資仁をはじめ阪神鳥谷敬、ロッテ清田育宏ら豪華な顔ぶれ。走り込みやトレーニングが中心で、筑後に戻ってきてこの日が「バッティングをしっかりやったのは今日が初めてだった」という。

「しっかりと下地を作ってきた感じですね。肩も筋力強化や可動域を広げるトレーニングなどをしっかりやってきました」

昨年は春季キャンプで右肩痛を発症して出遅れたのが響いて出場47試合に終わった。

今年から背番号8で

背番号8に!(契約更改時に撮影)
背番号8に!(契約更改時に撮影)

14年目となる今年は「心機一転」と、入団以来背負った背番号36に別れを告げて「背番号8」で臨む。身体能力の高さはプロ球界でもトップレベル。激しいレギュラー争いを勝ち抜く能力は十二分にあるだけに、このコンディションを保っていければ楽しみなシーズンとなりそうだ。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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