宮崎県内での春季キャンプ終盤の恒例となった「球春みやざきベースボールゲームズ」の来年開催と日程が１２月２０日に発表された。

　２０２５年２月２６日（水）に開幕。３月２日（日）まで計１２試合が開催され、全戦入場無料で観戦できる。

全戦入場無料

　参加チームは宮崎市内でキャンプを行う福岡ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズ、宮崎県日南市南郷町をキャンプ地にしている埼玉西武ライオンズ。そして沖縄でキャンプを張っている千葉ロッテマリーンズも参戦する。また、ロッテは２０２５年より宮崎県都城市で二軍キャンプを行うことになっており、同キャンプ地でも試合が組まれている。なお、試合を行うのは一軍チームの見込みだ。

　さらに韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツと斗山ベアーズも参戦。パ・リーグの計４球団と韓国２球団の計６球団が腕試しをする。

パ４球団が宮崎集結。計１２試合を開催

　見どころはやはり春季キャンプの仕上がりをチェックできることに加え、ペナント開幕に向けた調整期間とはいえ、同一リーグの戦いだけに火花散る熱戦にも期待できる。

　パ・リーグ連覇と5年ぶりの日本一を目指すソフトバンクは、３月２日の最終戦でロッテと対戦する。３月２８日のペナントレース開幕戦のと同じ顔合わせとなる。

　また、ソフトバンクはロッテとはシーズン序盤のゴールデンウィークまでに、開幕カードも含めて週末３連戦で３度も顔を合わせる（３月２８日～３０日、４月１１日～１３日、５月２日～４日）。開幕後のスタートダッシュを切るうえでカギとなる対戦カードになると予想されるため、小久保裕紀監督も目の色を変えてこの試合に臨むだろう。３・２の「HM対決」は注目度が高まりそうだ。