鹿児島・指宿の行列店「たけとら」監修のカップ麺 “勝武士 とんこつらぁめん” がついに全国展開
「たけとら 勝武士 とんこつらぁめん」を食べてみました。(2023年3月21日発売・サンヨー食品/ファミリーマート限定)
この商品は、鹿児島県指宿市の行列店“たけとら”の人気メニュー“勝武士とんこつらぁめん”の味わいをカップ麺に再現したもので、ガーリックオニオンの旨味や香味野菜の風味を利かせたキレの良い豚骨スープに仕上げ、別添されている鰹本枯節を加えることで染み渡る味わいが際立ち、そこにもっちりとしたノンフライ中太麺が食欲を満たす名店の一杯が登場です。
勝武士(かつぶし)ラーメンとは…鰹節の最高級品である“鰹本枯節”の生産量日本一ということを活かした鹿児島・指宿のご当地ラーメンです。※勝武士=鰹節をイメージしています。
では、今回の“たけとら 勝武士とんこつらぁめん”がどれほど豚骨の旨味を丁寧に利かせたコク深く後味の良いテイストに仕上がっているのか?別添されている鰹本枯節との兼ね合いはもちろん、本格感のあるもっちりとしたノンフライ中太麺との相性など…じっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(110g)当たり441kcal。
食塩相当量は6.7gです。
全体的なカロリーは低めではありますが、内訳を見てみると…スープだけでも129kcalを占めますから、物足りなさを感じさせないコク深い味わいをイメージさせます。
次に原材料を見てみると、豚骨の旨味を中心にガーリックオニオンの旨味や香味野菜の風味をバランス良く合わせ、さらに別添されている鰹枯枯節パックを加えることによって染み渡る旨味がクセになる味わいを想像させる材料が並びます。
続いてフタを開けてみると、かやく、トッピング、あといれ液体スープ、あといれ特製スープといった4つの調味料などが入っています。
では、“かやく”を入れて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:470ml)
そして出来上がりに別添されていた液体スープと特製スープを加えてよくかき混ぜ、最後に鰹本枯節を添えたところがこちら。
そもそも豚骨ラーメンに鰹節を追加するとは…何とも真新しい一杯。
麺は丸刃仕様の白っぽいノンフライ中太麺が採用されており、“勝武士とんこつらぁめん”を再現した染み渡る豚骨スープとの相性も非常に良く、つるっとした滑らかさと適度な硬さを実現し、ノンフライ麺らしい本格的な食感が際立っているように感じられます。
トッピングには仕上げに加える鰹本枯節をはじめ…味付揚げ玉、キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、キクラゲ、“ねぎ”が使用されていて、乳化感のある豚骨スープに鰹節を組み合わせたことによって染み渡る旨味が広がっていきます。(ご当地ラーメン“勝武士ラーメン”の基本は醤油ですが、ここ“たけとら”では味噌や豚骨も提供しています。)
スープは、臭みのない豚骨をベースにガーリックオニオンの旨味や香味野菜の風味をバランス良く合わせ、別添されている鰹本枯節を加えることによってことによって魚介系×動物系といったWスープ仕様となっており、豚骨ラーメンとは全く別物と考えて良いほど独特な味わいが再現され、コク深くも後味すっきりとした“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いアクセントとなって最後まで全く飽きさせません。
ということで今回“たけとら 勝武士とんこつらぁめん”を食べてみて、臭みのない豚骨をベースにガーリックオニオンの旨味や香味野菜の風味をバランス良く合わせ、さらに別添されている鰹本枯節を加えることによってじんわりと染み渡るスープに仕上がり、もっちりとしたノンフライ中太麺が食欲を満たしてくれる味わい深い一杯となっていました。
また、豚骨スープに鰹本枯節を加えることによって全く別のテイストとなっていたものの、今回の“たけとら”監修による一杯に関しては豚骨魚介といったWスープ仕様による全体のバランスが非常に良かったため、染み渡る味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「たけとら」監修カップ麺 “勝武士(かつぶし)とんこつらぁめん” 鰹本枯節×豚骨の染み渡る一杯