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【大阪・天満】テイクアウト専門の豚まんと野菜まん、地元に愛され続けて40年、変わらぬ味!

北代靖典フリーライター(大阪市)

たまには豚まんが食べたくなりますね。

手作りの豚まんは、どこのお店もおいしいですが、本日はJR大阪環状線の天満駅から北へ歩いて3分ほど。テイクアウト専門の「宝包(パオパオ)」をご紹介しましょう。

ここの豚まんは40年の歴史
ここの豚まんは40年の歴史

1982年10月、お持ち帰り専門店としてオープン。以来、今日まで豚まん一筋。珍しい野菜まんも人気のお店です。店舗は小さいですが、地元に愛されているお店で、気さくな店長さんが手作り豚まんにこだわり、営業を続けている老舗です。

地元密着の人気豚まん
地元密着の人気豚まん

豚まん100円、野菜まん120円

「営業を始めて40年になります。味は一切変わっていません。値上げもしたいけど、しばらくはこの値段で頑張ります。野菜まんのほうが20円高いですが、野菜というのは台風や長雨で値上がりしますし、値段が安定していないんですよ。だから豚まんより高くせざるを得ませんね」(店長さん)

豚まんは当初は70円でスタート。消費税の改正に伴い、80円、100円と値上げしたものの、わずか30円のアップです。

ほかほかの豚まんはめちゃウマ!
ほかほかの豚まんはめちゃウマ!

また、ここの豚まんのカタチが特徴的で、玉ねぎのように先が少し出ています。

これは「中国式のやり方。アクセントがあったほうがいいと思って、この形にしています」とのこと。

大量の豚まん、野菜まんを蒸しています
大量の豚まん、野菜まんを蒸しています

カタチが中国式。玉ねぎに似てますね。
カタチが中国式。玉ねぎに似てますね。

皮作りからあん作りまですべて手作り

小ぶりサイズで、4個くらいは一気にいただけますね。

豚まんは皮作りからあん作りまですべて手作り。皮と具の味のバランスにこだわり、創業以来、一切変えず、豚肉、玉ねぎ、はるさめなどが入っています。

野菜まんは、試行錯誤を繰り返し完成させて商品化。青菜(今は小松菜を使っているそうです)、豚肉、玉ねぎ、はるさめ、しいたけなどが入っています。

試行錯誤を繰り返して生まれた野菜まんは珍しい。ウマい!
試行錯誤を繰り返して生まれた野菜まんは珍しい。ウマい!

すぐにいただきました。

どちらも、ウマいです!

実は筆者は野菜まんを食べたのは初めてです。というか、大阪では同店でしか売っていないのではないでしょうか。

お土産に持って帰り、ビールと一緒に味わえば、贅沢なひとときを過ごせるのでは?

興味ある方、お立ち寄りください。冷蔵で日本全国に発送OKです。到着後に冷凍すれば、1か月持ちますよ。

大阪名物ですよ~
大阪名物ですよ~

店舗情報

店名:宝包(パオパオ)
住所:大阪市北区天神橋5-1-6
電話:06-6358-0186
営業時間:9:30~18:00
定休日:火曜
アクセス:JR天満駅から徒歩で約3分。

フリーライター(大阪市)

新聞記者を経て、フリーライターに。小説執筆、新人賞も受賞。グルメ、イベント、人物記事など多数。現在、ブログサイト「居酒ジャーナル」など運営中。

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